南極大陸で小さな旅行会社を営む皇帝ペンギンのエンペラ
2009年8月28日

皇帝ペンギンのペルペルはパパが大好き!年々、増える観光客をガイドして、
南極大陸中を移動しているパパのエンペラのそばを離れようとしません。
この地球上で最も寒い大地で暮らすペンギンたちは、文字通り身を寄せ合って、
ブリザード吹きすさぶ酷寒を生き抜きます。
ペルペルがまだ卵の中にいた時、パパのエンペラは、ほぼ2ヶ月間、
飲まず食わずでペルペルを暖め続けました。そのころからのペルペルの将来の夢は、
パパといっしょに南極をガイドしながら、この地のすばらしさを世界に伝えていくことです。
神秘的なオーロラや、氷の大地、この南極大陸には人間が永住したことがなく、
いわば手付かずの大自然が残されている貴重な地域なのです。
このたび、動物かんきょう会議のために、生まれてはじめて故郷を離れたペルペル。
何よりもまず、気候のあまりの違いに驚いています。

白一面の氷の大地で目立つ服装を心がけているエンペラ。
お気に入りのネクタイは、口元の色とカラーコーディネイトしています。