ドイツからハリネズミのハリィ
2010年4月20日


ベルリンの緑豊かな住宅街にすむハリィは、ベルリン自由大学を卒業して、光学機器メーカーに勤務する29 歳の青年です。
自然をこよなく愛するハリィは、もの静かで、常にものごとを冷静に筋道を考えます。環境先進国といわれるドイツを誇りに思っていて、環境に配慮した質素な日常生活を送っています。両親はベルリン出身で、父方の祖母がスエーデン出身のクオーター。引退した両親は、すでに南ドイツの郊外に移住していて、ハリィは旧西側の両親の所有するアパートメントで一人暮らしをしています。さて、「動物かんきょう会議」の中で、動物たちが集まる森の中のハリィの家は、シュバルツバルドにあり、昔、猟師だった祖父が遺した山小屋です。
長身で細身のハリィですが、最近おなかがでてきたため水泳をはじめました。料理もなかなかの腕前でパスタや焼きリンゴをよく作り、自分の誕生パーティーには、ウサギのマスタード焼きなど作り、友人にふるまうハリィ。そんな彼の趣味は風景写真を撮ることと音楽と散歩。写真は自分で現像するほど凝っていて、イースターや夏のバカンスを利用して、北欧をめぐっては写真を撮り続けているのです。
音楽は主にクラシックが好きで我流でチェロを弾きますが、学生時代はパンクロックのバンドをくみ、ギターを担当していました。ベルリン郊外には大小の湖が点在していますが、ハリィは週末には必ず自転車ででかけ、湖畔を散策することが大きな楽しみ。その時、必ず持参するのは、ポット入りのハーブテイーとライ麦パンにチーズをはさんだサンドウィッチです。