日本からタヌキの"タック"
日本からタヌキの"タック"
タックは東京で大学のコミュニケーション学科を卒業後、人材派遣会社に就職しましたが、仕事の内容に興味がもてないまま2年で退職。 現在は福祉関係のNPOでアルバイトをしながら自分探しをしている26歳の青年です。まじめで誠実なタックは、仕事でも、日常生活でも、ひとつひとつていねいに取りくんでいくので、周囲から信頼を勝ち得ていきます。人の気持ちを敏感に察して細やかな気配りをするタックに、周囲の人たちはいろいろと相談をもちかけます。相手の気持ちを理解しすぎて、相手に感応してしまう繊細なタックにとっては、精神的にきついこともありますが、いつも親身になって対応をしています。今は東京近郊のアパートで兄と二人暮らしをしているタックですが、早く一人暮らしをするためにも、正社員としてどこかの企業に就職せねばというあせりも抱える毎日です。さて、草食系男子でインドア派のタックの趣味はあやとりと編み物。土曜日には、男性ばかりの編み物サークルに参加して、そこで編んだ手袋やマフラーを、NPOで介護を担当しているお年寄りたちにプレゼントする心やさしい青年です。