【プレゼンテーション】キッズデザイン賞フォーラムで動物かんきょう会議をご紹介
2017年10月3日

本日は、みなさまにうれしいご報告があります。
「せかい!動物かんきょう会議」が第11回キッズデザイン賞で『消費者担当大臣賞』を受賞いたしました!

1997年の地球温暖化防止京都会議にあわせて発足した「動物かんきょう会議」プロジェクトが20年目を迎えた節目の年にいただいた賞は、キッズデザイン賞の「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」部門です。

>> 第11回キッズデザイン賞 公式サイト
>> 第11回キッズデザイン賞 各賞受賞作品一覧

今日までプロジェクトを応援くださっているみなさまのおかげです。
どうもありがとうございます!

当日のシンポジウムでは、プレゼンテーションの機会をいただきました。

総合プロデューサー:イアン

 

 


 

みなさん、こんにちは。動物かんきょう会議プロジェクトの総合プロデューサーの筒井です。本日は、「消費者担当大臣賞」というすばらしい賞をいただきました。どうもありがとうございます。わたしたちのプロジェクトを簡単に紹介します。

 

 

日本と世界の子どもたちが創発。せかい!動物かんきょう会議。キャッチフレーズは、“Growing up together” 。動物になって考えようが合言葉。子どもたちが大好きなアニメーションを使用して、次世代の日本と世界の子どもたちが、地球の未来について話し合い考え合う「教育コンテンツ番組」を含む総合エデュテイメント事業です。

 

 

きっかけは1997年。京都で開催された地球温暖化防止京都会議をきっかけにスタートしました。

 

 

その後、2002年には絵本シリーズを、2010年に、1話5分、全20話のショートアニメシリーズをつくり、子どもたちと共有する物語ができました。

 

 

わたしたちが考えた、子どもたちとのアクティビティはこんなイメージです。動物キャラクターになってしまえば、もはやそこには国境も国籍もありません。男でも女でも、年齢差さえも越えられる。そんなボーダーレスな状態をデザインしたいと考えました。そして、フェアな環境での子どもたちとのコミュニケーションをとおして発見したり、アイディアを引き出したい。それがこの企画のコンセプトです。

 

 

NHKでのアニメーション放映をきっかけに、小学校の教室に進出しました。5分間のアニメーションで動物たちが問題提起します。このアニメには答えがありません。この「アニメの続き」を子どもたちと先生たちとで話し合っていくというものなのですが、小学校の高学年になるにつれて、教室の中がどんどん静かになっていく。ペーパーの課題にはしっかりと答えていますので、考えていないわけではないのです。でも教室の中は静かになっていく……。なんでだろう? どうも「いじめ」問題などの心のストレスがあるということがだんだんとわかってきました。

 

 

同時期に、わたしたちは同様のアクティビティを海外の子どもたちともはじめました。絵を大きく描き、そしてどうどうとプレゼンテーションするその姿を目の当たりにして、わたしは次のステージが見えてきたのです。

 

 

それは、世界の特にアジアで、プリミティブな生活環境で生きている子どもたちの生きる力が、日本の子どもたちにいい影響を与えるにちがいない。そういう着眼のもと、「動物かんきょう会議」は、「せかい!動物かんきょう会議」へと進化しました。

 

 

わたしたちは、具体的にSDGsの課題に取り組んでいる団体、NPOまた企業とコラボレーションしています。例えば、公益財団法人オイスカ。せかいの森を守ることをテーマに、せかい33カ国、4000を超える学校で木を植える活動を展開しています。日本の場合、「森」というと、間伐とか間伐材の利用がテーマとなりますが、インドネシアの場合、「急激な都市化による森林破壊」、タイの場合は「無計画な焼畑」、フィジーであれば「サンゴの森の白化」。などと同じ「森」でも課題が違います。そのような内容を子どもたちとシェアしていきます。

 

 

わたしたちの活動は今、世界に広がっています。2016年、この新企画を日本とカナダで共同開発していくことで合意しています。それも、われわれは日本語、カナダはフランス語です。あえて英語をプラットフォームとしない中でのコミュニケーションに挑戦します。自分たちの言語こそがクリエイティブの源だということを信じて、あえて自国の言葉でコミュニケーションすることにこだわっていきます。

 

 

このたび、キッズデザイン賞をいただきました。消費者担当大臣賞。この消費者教育という視点は、20年間活動してきて、はじめての着眼です。わたしたちは、このプロジェクトを、学校での運動会と同じような体験プログラムとして普及させていきたい。幼少期に世界の同級生とリアリティをもってつながる。その結果、中学・高校と過ごし方が変わる。スマホゲームよりも、世界の課題を解決していくことの方が、エンターテイメント、楽しいことなんだというマインドになるようなきっかけになってもらいたい。そして、世界の貧困、争いのない世界を目指して、これからも頑張っていこうを心を新たにしました。本日は、どうもありがとうございました。