身長3メートル体重500キロをこえるホッキョクグマのヴァンダー。
その巨漢とクールなセンスを活かした家具職人としてひっぱりだこです。
ヴァンダーの手にかかれば、ガタガタの古い家具は命を吹き返し、粗大ゴミが雰囲気のあるアンティーク家具に生まれ変わるのです。
流氷に乗って、北半球の各地を移動し、家具職人としての腕をふるいながら放浪の旅をしていたヴァンダーでしたが、近年、温暖化のせいで流氷が解け、移動するには自力で泳ぎつづけるかボートを漕がねばならなくなりました。
今日まで、体力のない多くの仲間が流氷にたどりつけず力尽きておぼれ死にました。
極北の海で起きている深刻な「生命の危機」。これを「みんなに知って欲しい」との切実な思いから、動物かんきょう会議にかけつけたヴァンダー。
何かと頼りになりそうな風格ではありませんか?
道具箱ひとつを抱え、放浪職人として一年のほとんどを旅しているヴァンダー。