【お知らせ】第11回キッズデザイン賞 「消費者担当大臣賞」受賞
2017年9月25日


 

2017年度(第11回)キッズデザイン賞

 

【優秀賞】消費者担当大臣賞 

【受賞作品】日本と世界の子どもたちが創発。「せかい ! 動物かんきょう会議」

【企業名・団体名】せかい ! 動物かんきょう会議プロジェクト
【対象】グローバル教育
【デザインミッション】子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン
【カテゴリー】コミュニケーション、コミュニケーションデザイン分野
【部門】子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門

 

【受賞理由】
環境や多様性をテーマに生活や経済との関わりを理解する、歴史あるプログラムが、ITやAIといったテクノロジーを駆使してグローバルな展開に至った。日本の子どもたちが世界中の子どもたちとともに持続可能な開発目標(SDGs)を考えるきっかけとなり、経済や生産、消費、廃棄に至るまでサステナブルな視点を持つことの重要性を習得するという視点で本賞にふさわしいものと考える。
積極的な発言が不得手な日本の子どもも、キャラクターに仮託することで発言でき、世界の子どもたちとの交流を通じてコミュニケーション力育成にもつながる優れたプログラム構成と言える。

 

【審査委員コメント】
日本と世界の子どもたちが、多様な立場を表す動物キャラクターになり、AI機械翻訳を活用して環境問題について考え、意見を交わし合うワークショップである。短編アニメーションを問題提起に用いることでわかりやすく、使用するツール群のデザインクオリティも非常に高い。

 

【開発の考え方】
「動物になって考えよう」が合言葉! 子どもたちが大好きなアニメーションを用いて、次世代の日本と世界の子どもたちが、地球の未来について話しあい考えあう「教育コンテンツ番組」を含む総合エデュテインメント事業です。本作品は2016年、モントリオールの企業と日本・カナダ共同開発合意し、世界規模でプロジェクトが進行中。

 

【購入あるいは入手できる場所・方法】
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所
小学校、美術館、博物館、ユネスコ学校などでの屋内スペースを活用。
参加者は10名以上。

(上記内容は、キッズデザインアワード2017ページより転載)

 

キッズデザインアワード2017http://www.kidsdesignaward.jp/2017/

 

【パンフレットpdf ダウンロード】

【お知らせ】キッズデザインアワード2017に選定されました
2017年8月21日

せかい!動物かんきょう会議プロジェクトが
2017年のキッズデザインアワードに選定されました。

【応募企業・団体名】:せかい!動物かんきょう会議プロジェクト
【受賞作品名】:日本と世界の子どもたちが創発。「せかい!動物かんきょう会議」
【受賞部門】:子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
【受賞カテゴリー※1】:C.コミュニケーション C06.グローバル教育

 

【ご案内】日本と世界の子どもたちが創発。「せかい!動物かんきょう会議」プロジェクト
2017年6月25日

日本と世界の子どもたちが創発。
「せかい!動物かんきょう会議」プロジェクトがはじまります
World ! The Animal Conference on the Environment PROJECT

 

はじまりは、考えるきっかけをつくる「動物かんきょう会議」シリーズ

1997年、地球温暖化防止京都会議COP3をきっかけに、"動物になって考えよう"をコンセプトに作品「動物かんきょう会議」(全8話)を発表し、2002年に絵本シリーズ(全国学校図書館選定図書)を発行しました。
2010年、生物多様性名古屋会議COP10に合わせてアニメシリーズ(1話5分・全20話)を製作し、NHK教育TVにて全国地上波放送しました。翌年、第19回地球環境映像祭での「子どもアースビジョン賞」受賞をきっかけに、小学校への出前授業用アクティビティを開発しました。内容は、冒頭の5分間でショートアニメを上映し"問題提起"し、残りの30~40分で子どもたちが動物キャラクターの立場になって"会議"をするというものです。

 

 

自分を表現したがらない子どもたち

教室版「動物かんきょう会議」では、子どもらしい自由な発想が飛び出すことを期待していました。ところが、教室に入って一番驚いたことは、子どもたちの"声が小さい"ということです。自信なさげで、相手に意見を伝えたいという意思が弱いのです。出前授業を重ねていく中で、この傾向は小学校高学年"10~12歳"くらいから急速にはじまり、"いじめ"などの問題が背景にあることがわかってきました。

 

国際NGOとの実証実験をとおして新たなアプローチを発見

本アクティビティの特徴の"動物になって考える"ことは、《人としての立場、国籍や性別、職業や年齢に囚われない状態になることで"自由な発想"を引き出す》ための演出です。対話をとおして子どもたちは個性をクッキリをさせ、クリエイティブをする楽しさを体験していきます。
2011年、世界33ヶ国の子どもたちと「木を植える」活動をとおして人材育成をする公益財団法人オイスカが開発パートナーに加わりました。日本に招聘される10~15歳の多国籍の子どもたちは、子どもらしい自由な発想で、目をキラキラさせながら本アクティビティに参加します。彼らの姿を目の当たりにして《言葉は通じなくても、世界の子どもたちは日本の子どもたちを"刺激"するに違いない》と考え、本アクティビティ「せかい!動物かんきょう会議」は誕生しました。

 

「動物かんきょう会議」から「せかい!動物かんきょう会議」へ

「動物になって考えよう」を合言葉に、子どもたちが大好きなアニメーション手法を用いて、次世代の日本と世界の子どもたちが、よりよい地球の未来について話し合い考え合う「教育コンテンツ番組」を含む総合エデュテイメント事業へと進化しています。
「オリジナルコンテンツ」 x「教育」x「テクノロジー(IT技術・AI機械翻訳)」で日本発のプラットフォームをつくり、幼少期に世界課題「SDGs」とつながる機会を提供することが目的です。また、本プロジェクトは、2016年春、モントリオールのコンテンツ産業企業と日本・カナダ共同開発することで合意しました。

 

【第1期】1997年 – 2013年
絵本(全8話)x アニメーション(1話5分全20話)で
考えるきっかけを提供する「動物かんきょう会議」シリーズ

 

【第2期】2014年 –
コンテンツ x 教育 x テクノロジー(IT技術・AI機械翻訳)で
世界課題「SDGs」とつながる「せかい!動物かんきょう会議」

 

 

2016年9月18日、練馬区立美術館を会場に、日本とミャンマー、モンゴルの子どもたち約20名と「せかい!動物かんきょう会議」を実施しました。

(c) 2016 WACE / OISCA

 

2016年12月25日、ミャンマーで開催された「せかい!動物かんきょう会議」

(c) 2016 OISCA

【お知らせ】絵本シリーズ(4巻セット)を全国の学校・図書館に寄贈します
2017年3月30日

20周年記念事業 第1弾

「動物かんきょう会議」プロジェクトは1997年に誕生し、今年20周年を迎えます。

”環境・生物多様性”、”多文化共生”、”異文化間コミュニケーション”に関心があり、取り組まれている全国の小・中学校の図書室、図書館、NPO団体を対象に、原作本(1〜4巻、各300冊、合計1,200冊)を寄贈いたします。

絵本シリーズの寄贈を希望される方は、下記連絡先にご連絡ください。

【寄贈対象先】
(1)全国の小・中学校 (学校、教育委員会)
(2)全国の図書館、児童館 公共施設
(3)NPO団体

【募集期間】
2017年4月1日より受付開始
(書籍がなくなり次第終了します)

【書籍寄付に関する問い合わせ先】
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所
担当:筒井一郎
zomama73@gmail.com

【動物かんきょう会議プロジェクトサイト】
http://animalconference.com

 

【ご案内】新宿区 x 動物かんきょう会議の取り組み
2017年3月30日

新宿区の小・中学校の校門周辺に設置しているエコ看板
動物かんきょう会議の登場キャラクターたちが描かれています

 

 

2011年夏「節電」のお願いアニメ「昼バージョン」「夜バージョン」の2本立てで放映

【お知らせ】新宿区の小・中学校、図書館に絵本シリーズ(44セット)を寄贈させていただきました
2017年3月30日

動物かんきょう会議プロジェクトは、新宿区から多くのサポートを受けながら進化してきました。プロジェクトをはじめて20年目。絵本シリーズ(1〜4巻セット)を小・中学校40校、図書館4館 に寄贈させていただきました。酒井教育長(写真左)から感謝状をいただきました。