せかい!動物かんきょう会議 毎日新聞コラム(執筆:関幸子氏)の記事
2019年10月10日

とてもありがたいこと。
10月2日の毎日新聞の朝刊にて。現在、SDGs未来都市の山口県宇部市で取り組んでいる「せかい!動物かんきょう会議」の活動が、ローカルファースト研究所 代表の関幸子さんの経済コラムで取り上げていただきました。

 

 

せかい!動物かんきょう会議 IN  宇部

 スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリさんが9月23日、国連の気候行動サミットで、世界の首脳らが温室効果ガス排出問題に取り組まず、若い自分たちの世代を裏切ったと発言した。将来を担う若者が環境問題を真剣に考えていることがよく分かる。

 日本でも、次世代SDGs (持続可能な開発目標)への取り組みが山口県宇部市で開始された。宇部市はSDGs未来都市に選定されており、子どもたちが動物の立場になって人間や環境について考る交流プログラムせかい!動物かんきょう会議」メソッドを導入地球を動物になって考え、環境を守るためには「人間(おとな)だけにまかせちゃいられない!」と、動物たちが森に集まり共生への解決策を話し合うという設定だ。

 久保田后子市長は「自分と異なるものに興味をもち、相手の考え理解することの大切さを学び、未来のために自ら考え行動する大人になってほしい」とこの手法を導入。日本でこのメソッドを展開する株式会社ヌールエの代表の筒井一郎氏共に、市内にある檻(おり)のない生息環境展示を取り入れたときわ動物園を活用して、実際の動物と触れ合いながら動物の目線から社会を学ぶプログラムを積極的に進めている。

 インストラクター養成講座には、市内の主婦や大学生が参加するとともに、日本航空(JAL)から出向している宇部SDGs推進センター長である小檜山大介氏の協力もあり、この秋からJALグループ職員もボランティアで参加。コミュニケーション能力の開発や、子ども自身がクリエイティブな存在であることを気づくことの重要性を学んでいる。

日本のSDGsの進展の要はやはり次世代の育成にある。

(2019.10.2 毎日新聞)