研究イノベーション学会プロデュース研究分科会の第10回プロデュース研究講座
2018年7月19日

今日はクロッチのスカーフをネクタイにして、研究イノベーション学会プロデュース研究分科会の第10回プロデュース研究講座を担当してきました。

タイトルは『のら猫クロッチのプロデューサーが語る。クリエイティブ人材創出メソッド 〜自分を活性化できない人に、他人を活性化できるはずがない! 〜』とちょっと挑発的ですが、のら猫クロッチの10年間の下積み活動と、6月のMIFAでの海外プロデューサーたちの反応など、具体的事例を話題にしながら、プロデュース、プロデューサーとはをテーマに高校生から社会人、学会研究員、約30名のみなさんと考え合う有意義な時間となりました。

新しいサークルレジュメでのイアンセッションと、日本ベンジャミン人間性英才学校第1期生のカイくん30分プレゼンテーションはとても好評、メッセージカードもたくさんいただきました。

主催者のみなさま、久野先生、林先生、桜庭さん、どうもありがとうございました。(イアン)

 

◉研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会
https://sites.google.com/view/jsrpim-puroduce/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

「のら猫クロッチ」のプロデューサーが語る!「クリエイティブ人財創出メソッド」

 ー自分を活性化できない人に他人を活性化できるはずがない!

 

【概要】

● 日時:7/13(金)18:30~20:30
● 場所:政策研究大学院大学4階 研究会室4B教室
http://www.grips.ac.jp/jp/about/access/
●学会員・無料
● プログラム
◎ 受付開始 18:00~
◎ 開始 18:30
◎ 開会挨拶
研究・イノベーション学会  筆頭総務理事 林聖子先生
コメンテーター: プロデュース研究分科会主査・桜庭大輔氏・久野美和子氏
司会 :評議員 浜田孝行氏
◎ 講演1 18:35~19:00
日本ベンジャミン人間性英才学校 1期生 眞坂海生氏
講演2&ワークショップ 19:00~20:30
株式会社 ヌールエ研究所 代表取締役社長 筒井一郎氏

 

 


【筒井講師からのメッセージ】

社会とコミュニケーションし「新たな価値」をつくる。
わたしたちクリエイターの頭の中では、日々いろいろなアイディアが閃きます。そのアイディアを視覚化し、社会の中で実行して、はじめて「価値の源泉」が誕生します。行動することが「デザイン」なのです。行為の結果「社会を豊かにする商品やサービス、仕組み」を発明することができるのです。

デザイン力を獲得するためにリスクに挑戦する人になる。「デザイン力」を鍛えるためにオリジナルコンテンツ開発に挑戦しつづけています。
『動物かんきょう会議プロジェクト』(1997〜)
『せかい!動物かんきょう会議』(2015〜)
『CLM/キャラクターラーニングメソッド』(2015〜)
『のら猫クロッチプロジェクト』(2007〜)
『目白バ・ロック音楽祭』(2005-2008 全4回)
『i debut/アイデビュー WEBシステム』装苑賞(文化出版局)で実装運用(2002〜)等々、
ゼロから発案しプロデュースしてきた100%オリジナルプロジェクトが多数あります。ここでの成功・失敗経験が弊社の資産となり、企業文化となっています。

「1」を「10」にできる行動する人=DESIGNERになる。0(無)から1(有)を創ること。それができるのはアーティストです。そして行動力により、社会的価値にまで高めるのがデザイナーです。よりよい社会を創るために、わたしたちは発想力とスピードで勝負するベンチャー企業として時代の2歩先を実行し、美しい成果を目指します。

 

 


株式会社 ヌールエ
代表取締役    筒井一郎
プロデューサー&アートディレクター イアン

【略歴】
1965年東京生まれ。1989年本田技術研究所でのクルマの安全技術の研究が最初のテーマ。1991年HONDA R&D創立30周年記念事業「VISION21」で「人の死なない自動車(NURUE)」が入選。1995年ヌールエデザイン総合研究所を創立。オリジナルコンテンツを媒介とした異文化コミュニケーションデザインが研究テーマ。
1997年よりオリジナルコンテンツ『動物かんきょう会議』を発案し総合プロデュース。2002年に絵本シリーズ(全8話)が全国図書館協議会選定図書。2010年にシリーズアニメ(1話5分 全20話)がNHK Eテレで全国地上波放送。2015年、日本と世界の子どもたちが創発する『せかい!動物かんきょう会議』プロジェクトを発案し、日本・カナダ共同制作で合意。このアニメを活用した総合エデュテイメント事業で、2017年、第11回キッズデザイン賞・優秀賞「消費者大臣賞」を受賞。オリジナルコンテンツ『のら猫クロッチ』は2007年より総合プロデュース。2017年東京都主催「アニメピッチグランプリ」にて上位入賞。時代の二歩先を実行するオリジナルコンテンツの着想力と持続力、展開力には国内外で定評がある。

 

【オリジナルコンテンツの主な受賞歴】
2007年 東京コンテンツマーケット2007 静止画部門「奨励賞」受賞(主催:中小企業基盤整備機構 共催:経産省)
2008年 新宿区優良企業表彰「地域貢献賞」受賞(主催:新宿区 東京商工会議所新宿支部)
2009年 後援三区のひとつ「豊島区」を文化芸術創造都市としてアピールする平成20年度文化庁長官表彰受賞に貢献
2010年 第19回地球環境映像祭「子どもアースビジョン賞」受賞
2017年 第11回キッズデザイン賞「優秀賞・消費者担当大臣賞」受賞
2018年 第3回東京アニメピッチグランプリ 上位入賞(主催:東京都)

【研究活動 主な助成交付事業実績】
2005年 東京都創造的技術開発助成金交付事業
2009年 新宿区ものづくり産業支援補助金
2015年 新ものづくり・サービス革新補助事業 他多数

共催:NPO法人  ZESDA