[第6話]東京コンテンツマーケット2007 静止画部門奨励賞
2013年7月25日

「動物かんきょう会議」は、経済産業省関東経済産業局が開催していた「東京コンテンツマーケット2007」で「静止画部門奨励賞」を受賞しました。このことが本プロジェクトを大きく展開させるターニングポイントとなったのです。

受賞3年後に「アニメーション番組(全20話)」になりました。

◉アニメ!アニメ!ビズより(2010年3月23日の記事)
http://www.animeanime.biz/all/2010032302/

2007年当時、本プロジェクトは10年目をむかえ、活動が停滞しておりました。2005年に名古屋で開催された「愛・地球博」の開催期間は、環境に対する関心度も手伝って公式WEBサイトへのアクセスも多く、双方向型WEBコミュニケーションも白熱しました。しかし、サイトを運営する側の環境問題に対する知識不足、ユーザーとのコミュニケーション能力などが原因で手詰まり感があったのです。

この状況をなんとかしたい!とネットサーフィンしているときに、「東京コンテンツマーケット」と出会いました。当初、「コンテンツ」という言葉に対して「???」でしたが、当方のプロジェクトとなんか関係があるかもしれないと募集締切まで数日しかない中、慌ただしくエントリーしました。

数週間後、事務局から「動物かんきょう会議」が賞に選ばれたと連絡が入りました。そして秋の東京国際映画祭TIFFが開催される六本木ヒルズ内のアカデミーヒルズを会場としたコンテンツ見本市に「静止画部門奨励賞」受賞作品としてブース出展しました。


◉2007年、2008年、2009年 3年連続で参加した「東京コンテンツマーケット」
主催:中小企業基盤整備機構 共催:関東経済産業局 

コンテンツ業界デビューです。
そして、アニメーション制作会社、3D画像制作会社、テレビ局関係者、プロデューサー、音楽業界、出版業界などの方々と知りあうことができました。弊社はデザイン会社として活動してきましたので、とても新鮮な出会いをいただき、「コンテンツ業界」という存在とビジネスの考え方を知ることができました。

最大の衝撃は「日本におけるコンテンツビジネス業界は13兆円産業で、自動車産業と匹敵するくらいの市場規模があり、ゲーム・アニメなどを海外展開すればますます成長する産業である」ことを知ったことです。

そして「アニメーション作品をつくる!」と具体的な目標を定めることができました。

(作:イアン)

◉絵本は「Amazon」で購入できます


次回は東京国際映画祭関連イベントをきっかけにビジネスチャンス!をいただいたお話です

[Episode 6 : Special Thanks]
Tokyo Contents Market 2007,2008,2009

[15周年記念★今後の予定(タイトルは仮です)]
第1話 地球温暖化防止京都会議(COP3)の会場でデビュー
第2話 画期的!? 絵本マガジンという発明品 
第3話 新潟の印刷会社と池袋の大型書店の心意気
第4話 韓国版「動物かんきょう会議」小学校副読本4万部!
第5話 ソトコトでハリィのエコ日記連載スタート!
第6話 東京コンテンツマーケット2007 静止画部門奨励賞!

第7話 東京国際映画祭とモナコでプレゼンテーション
第8話 日中共同製作アニメ「動物かんきょう会議」20話完成
第9話 NHK教育TVで全国地上波放送
生物多様性名古屋会議COP10会場で上映
第10話 地球環境映像祭「子どもアースビジョン賞」受賞
第11話 アニメをつかって環境について考える出前授業
第12話 新宿区立小・中学校「見える化」看板プロジェクト
第13話 世界の子どもたちとキャラクターづくり!
第14話 紙芝居「森のおはなし」
以下、全20話の予定
タイの子ども親善大使たちが動物キャラクターを作りました!
2013年7月23日

「飛行機も電車も乗るのが初めて!」の4人のタイの子どもたちが親善大使として日本にやってきました!
子どもたちを招いたのは、オイスカ「子供の森」計画です。
◉「子供の森」計画についてはこちらをご覧ください
→http://www.kodomono-mori.info/
 

◉ワークショップの様子や子どもたちが作ったキャラクターはコチラをご覧ください
→http://www.kodomono-mori.info/2013/07/30/2013-7-cfp-th-workshop-at-geoc/
 

ミャンマー、ラオスと国境を接するタイ最北の県チェンライからやってきた小学生たちは、故郷の村でオイスカの「森づくり」に取り組んでいるのですが、7月13日には日本科学未来館で、自分たちの森の話や植林活動について発表をし、実際に葉っぱを使って遊びながら日本の小学生たちと交流を深めました。

7月18日には、国連大学の地球環境パートナーシッププラザで、ジャッグくん、モスくん、プリアオさん、インさん、4人の小学生たちに、タイの代表的な動物でキャラクターを作るワークショップに参加してもらったのです。
昨年来日したタイの子どもたちが作ったタイのキャラクターは、ニシキヘビのブワカオです。将来はムエタイ(タイ式ボクシング)の選手になって賞金を稼ぎ両親を助ける夢を抱く心やさしい若者です。
◉ニシキヘビのブワカオくんはこちらをご覧ください
→http://zomama.exblog.jp/17704362
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そして、今回、子どもたちが作った動物キャラクターたちはなかなかの個性派ぞろいです。
◉モス君(12才)
「象のボムを紹介します!」
年齢:20才
服装:タイパンツ(フィッシャーマンズパンツ)
職業:農業
好きな食べ物:サトウキビ/バナナ/リンゴ
嫌いな食べ物:キャンディー
好きなこと:ツリーハウスでねること
環境について:いっぱい木を植えたい
将来の夢:森をたくさん作りたい

◉ジャッグ君(11才)
「豚のスエップを紹介します!」
年齢:18才
職業:料理人
好きな食べ物:米ぬか
嫌いな食べ物:ビニール
好きなこと:自分の部屋が好き
環境について:洪水があるので高い山に住みたい
将来の夢:おいしいものばかり食べたい

◉プリアオさん(12才)
「水牛のダムを紹介します!」
年齢:35才
服装:洋服の色はタイの国旗の色
職業:営林署勤務
好きな食べ物:パン
嫌いな食べ物:ミルク
好きなこと:テレビを見ること/自分の部屋が好き
環境について:自分のすみかに環境問題がおきたら次のすみかを捜す
将来の夢:たくさん食べたい/テレビでマンガを見たい

◉インさん(11才)
「水牛のクリス(男)とナムチャー(女)を紹介します!」
クリス(男)年齢:25才
服装:タイの伝統衣装
職業:植林をする人
好きな食べ物:パッタイ(タイ焼きそば)
嫌いな食べ物:辛いもの
好きなこと:遊ぶこと、特にサッカーが好き
環境について:自分のすみかに環境問題がおきたら次のすみかを捜す
将来の夢:サッカー選手になりたい
ナムチャー(女)年齢:25才
服装:タイの伝統衣装
職業:植林をする人
好きな食べ物:トムヤムクン
嫌いな食べ物:パン
好きなこと:好き森の中で遊ぶこと
環境について:植林活動をする
将来の夢:ミス・タイ

◉通訳を担当したソンポンさん。
オイスカ タイ「子供の森」計画のコーティネーターです。

このワークショップには、飛び入りで、
アメリカとホンジュラスのオイスカの関係者も参加しました!
子どもたちは日本でいろいろな体験をして故郷の村に帰っていきました。
通訳のソンポンさん、オイスカのみなさん、どうもありがとうございました!