〈トップ記事〉動物の立場で”人間の脅威”訴え(2019年10月19日 宇部日報)
〈経済観測〉せかい!動物かんきょう会議(2019年10月2日 毎日新聞 全国)
〈長州 飛耳長目〉環境保護へ宇部市先進(2019年12月2日 毎日新聞 山口版)
温暖化の解決策、動物目線で考える(2019年12月15日 朝日新聞デジタル)
サルベージパーティ 廃棄目前の食材味わう(2019年12月17日 宇部日報)
こんにちは。総合プロデューサーのイアンです。
2019年12月14日の開催した「せかい!動物かんきょう会議 in SDGs未来都市UBE」のときわ動物園フィールドでの会議を報告します。コアメンバーの市民インストラクターの「ペンギンのペンまるたギンのすけ」さんのレポートなどでご案内します。
◉ペンギンのペンまるたギンのすけ (市民インストラクター)
左:ペンまるたギンのすけ 右:さざえのもたべー
◉トラのリー(東京より参加)
写真:トラのリー
◉イアン (総合プロデューサー)
せかい!動物かんきょう会議 in SDGs 未来都市UBE 2019.12.14 無事に終えることができました。
参加した子どもたちにとっても、参加した大学生、大人た
「大人たちが真剣になっている姿を子どもたちは忘れない
とてもありがたいこと。
10月2日の毎日新聞の朝刊にて。現在、SDGs未来都市の山口県宇部市で取り組んでいる「せかい!動物かんきょう会議」の活動が、ローカルファースト研究所 代表の関幸子さんの経済コラムで取り上げていただきました。
せかい!動物かんきょう会議 IN 宇部市
スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリさんが9月23日、国連の気候行動サミットで、世界の首脳らが温室効果ガス排出問題に取り組まず、若い自分たちの世代を裏切ったと発言した。将来を担う若者が環境問題を真剣に考えていることがよく分かる。
日本でも、次世代のSDGs (持続可能な開発目標)への取り組みが山口県宇部市で開始された。宇部市はSDGs未来都市に選定されており、子どもたちが動物の立場になって人間や環境について考える交流プログラム「せかい!動物かんきょう会議」メソッドを導入。地球を動物になって考え、環境を守るためには「人間(おとな)だけにまかせちゃいられない!」と、動物たちが森に集まり共生への解決策を話し合うという設定だ。
久保田后子市長は「自分と異なるものに興味をもち、相手の考えを理解することの大切さを学び、未来のために自ら考え行動する大人になってほしい」とこの手法を導入。日本でこのメソッドを展開する株式会社ヌールエの代表の筒井一郎氏と共に、市内にある檻(おり)のない生息環境展示を取り入れたときわ動物園を活用して、実際の動物と触れ合いながら動物の目線から社会を学ぶプログラムを積極的に進めている。
インストラクター養成講座には、市内の主婦や大学生が参加するとともに、日本航空(JAL)から出向している宇部SDGs推進センター長である小檜山大介氏の協力もあり、この秋からJALグループ職員もボランティアで参加。コミュニケーション能力の開発や、子ども自身がクリエイティブな存在であることを気づくことの重要性を学んでいる。
日本のSDGsの進展の要はやはり次世代の育成にある。
(2019.10.2 毎日新聞)
「せかい!動物かんきょう会議」とは、子どもたちが動物の立場になって人間や環境について考え、SDGs視点にマインドシェンジし、共生していくための解決策を話し合う交流プログラムです。インストラクター養成講座の受講者は、10-12月に実施する宇部市小中学校、ときわ動物園での動物かんきょう会議に参加できます。
CLMワークの狙いは、
「動物脳を活かす」ことで自分の持っているリソースを活用できる可動域を展開していくことです。さらに、参加者同士の縁を深めていくために、プログラム終了後の交流会も準備しています。
CLM全6回コース
第1回 4/18 (終了)
動物脳とは 脳の構造を知り、動物脳の能力について学ぶ。理想の自分を描く
第2回 5/15 (終了)
視覚ワーク
第3回 6/20(終了)
内側の声を聴く 自分を振り回す声の存在に気づく
第4回 7/18(終了)
(当初予定)ダンス 動物になって踊る
⇒修行講師の「いいプレッシャーで自分の脳力覚醒する」
第5回 8/22(終了)
ニューロロジックを使ったビジュアライゼーションで枠を外す
第6回 9/19(終了)
理想の自分と今の自分を比較する
全回ともに 18:45開場 19:00開始
セミナー 19:00~21:00
懇親会 21:00~21:40
7月18日ワーク会場は、
開催日時:2019年7月18日(木曜日)19:00~
場所:新宿区立四谷区民センター
新宿御苑駅徒歩5分
http://ycc.tokyo/about.html
※どの回からでも参加可能
「動物脳を活かす」ことで何が変化するか?
・もともと生まれながらにある「天才」である能力を活かせる。
・創造力が広がる。
・自立度が上がる。
・出会う、つながる人のレベルが変わる。
・夢の実現が早くなる。
対象者は、
・自分の能力を上げたい人
・自分がやるべきことがわからなくてもやもやしているひと
参加費:本6回コースの初回開催ですので参加費3000円/回です。
全コースを受講することをお勧めしますが、どの会参加でも完結するプログラムとなっています。
※今後CLMワークを展開していくトレーナーの育成も進めていきます。
トレーナーコースは別途のご案内になります。
興味がある方はこちらにメールください。⇒ info@jbholds.co.jp
※1【CLMとは】
CLMキャラクターラーニングメソッドの略。
動物かんきょう会議(※2)プロジェクトの活動を通して発案した、AI時代に活躍するワタシになるためのアイディア「キャラクターラーニングメソッド(CLM)」。
動物脳を活かすため、様々な独自アプローチで覚醒していきます。
多様化(ダイバシティ)対応が重要な時代。ワークを通じて気づきが変化促進していきます。
生き方働き方が変わる時代。自分の脳力を活かすことが一番の近道で、最強な状況を創り出してくれます。
ダイバシティー体験ができるのはなぜ?
ソーシャルマインドコントロール?
普段、世の中の常識というソーシャルマインドコントロール環境にあり、自由に自分の意見を表現することができない。
インターネットでの検索を推奨してることの弊害?
インターネットで入手できる情報はそもそもすべてが有効な情報なのか
情報の判断が困難になっている現状
評価者を気にしない環境
評価を気にすること、人に見られていること環境から、自分をキャラクター(動物など)に
なることで、別人格の自分で表現できる。
立場を変化させることでの気づき
年齢、社会的立場、関係性などを外していくことで、新たな役割やポジション体験
が気づきを促進します。
CLMメソッドの五感アプローチ
五感をフル活用するワークで、可動域が広がり、新しい気づきが促進できます。
全国初の全園生息環境展示が特徴の市内の「ときわ動物園」、山間部の「アクトビレッジおの」をフィールドにした体験型プログラムに、市内の子どもたち10名、山間部の子どもたち10名が集い、1泊2日の合宿をしました。
全体のシナリオは、
1日目
【第1部】
ときわ動物園でのフィールドワークショップ。動物たちと向き合い、生態系から学びます。
【第2部】
ときわ動物園での4つのテーマ、「家族」「食べ物」「生き抜く知恵」「人間との共存」から関心のあるテーマを選んで新聞をつくります。
2日目
【第3部】
里山でのフィールドワークショップ。野生動物のいる地域で、現在の人と動物との関係性、原因と結果について学びます。
【第4部】
動物かんきょう会議。動物でもあるワタシが、地元の動物たちとの共存の可能性、あるべき姿について知恵を出し合います。
【第5部】
人間になって考えをまとめ、動物宣言をひとりひとり全員が発表します。
子どもたちは、動物たちの立場にたって、人間たちが動物たち(自然)にしてきたこと、人間たちの生活について深く考えました。動物宣言後、この会議を進行した動物(インストラクター役)から「活動証明書」を受け取りました。
このようなシーンがありました。
・シロテナガザルは、家族単位での生活をします。そして5歳くらいになると家族の元を離れます。そして2度と戻っては来ないそうです。親の顔も忘れてしまうという話を聴いて、悲しく、せつなくなったのか、猿たちににも、人間の盆暮れ正月のような家族が楽しむイベントをつくってあげたいと考えた子どもがいました。
・猿たちが食べる果実や木の実は、猿たちの腸で消化され、猿たちが移動し糞となって排出されることで木の実の種は発芽することができます。という自然界の関係性を知った子どもたちは、「猿は木の実を食べて「森」をつくります。人間は食べ物を食べて「ゴミ」を出します。猿たちの方が、進んでいる、すごいなぁ」。人間たちも縄文時代のように、もういちど猿のような生活をしてみたらと考えた子どもがいました。
・もともと宇部の里山は「常緑樹」で、野生動物たちの食料「どんぐり」が豊富にありました。そこへ人間が入ってきて、材木の生産を目的に「常緑樹」を伐採し「針葉樹」を植林しました。しかし林業は衰退し、間伐もされない手入れのない状態にあります。さらに、針葉樹には「どんぐり」がありません。食べ物を失った動物たちは里に出るようになりました。そして、畑が荒らされるという理由で駆除(殺処分)されるのが現実です。そんな話を聞いて、「ひどいなぁ、原因をつくったのはワタシたち人間ではないか」、人間たちの畑が荒らされるのであれば、動物たちのための畑もつくればいいと考えた子どもがいました。
最初は緊張していた子どもたちも、宇部市民による動物会議インストラクターたちの工夫をこらしたファシリテーションで、子どもたちはクリエイティビティを存分に発揮し、達成感ある体験を実現することできました。本プロジェクトの「ファシリテーション技術」は独特です。
本活動は、今年度もつづきます。
SDGs未来都市UBEの特徴は、SDGs課題を担う未来人財の育成です。動物かんきょう会議プロジェクトの主なターゲットはジュニア世代です。SDGs視点を手に入れる子どもたち。社会人になるまで、中学・高校・大学で10年間。今後の成長が楽しみです。
日本初の全園生息環境展示が特徴の山口県宇部市の「ときわ動物園」。せかいの動物たちを間近に観察し、その生態系を知り、動物のことを学びます。動物たちから人間たちへのメッセージをテーマに未来について考えて話し合う初めてのプログラムです。アジア、アフリカ、アマゾンそして日本のサルたち。人間にもっとも近い動物「サル」族たちがいっぱいです!
宇部市が主催する「せかい!動物かんきょう会議 in SDGs未来都市UBE」の屋外プログラムは3月26、27の両日、常盤公園などで行われた。市内の小学生20人が動物園で動物の課題について学習し、グループ単位の話し合いを通して、人と野生動物が共生できる未来の世界について考えた。(宇部日報。3月28日朝刊)
山口県宇部市の吉部小学校での「せかい!動物かんきょう会議 in SDGs未来都市UBE」がテレビ山口に取材していただきニュースになりました。子どもたちは動物たちのために、人間としてできることを一生懸命考えました。「命」に関心をもつ子どもたちが多く、動物目線に立って未来を考えることの意義を再認識できました。テレビ山口さんにわかりやすくまとめていただきました。どうもありがとうございます!
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【テレビ山口】動物の立場になって・・・環境問題考える(2月6日)
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「せかい!動物かんきょう会議in SDGs未来都市UBE」の初日(1月16日)の様子が、宇部日報の夕刊(1月16日)に掲載されました、2日目(1月17日)の様子が、山口新聞の朝刊(1月18日)に掲載されました。さらに、インストラクターとして参加された「ときわ動物園」の飼育員さんによるブログ(1月22日)も配信されました。どうもありがとうございます!
(以下、引用)
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【宇部日報】吉部小で「せかい!動物かんきょう会議」始まる(1月16日号)
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吉部小(西村淳校長)で16日から、「せかい!動物かんきょう会議inSDGs(持続可能な開発目標)未来都市UBE」が始まった。世界中の動物が同校に集まって地球環境について話し合う設定で、児童たちが身近な野生動物になって、地球の課題をピックアップ。他者を尊重し、多様性を認めながら未来の地球について考えている。同小のプログラムは3月27日までの全5回。
内閣府の「SDGs未来都市」に昨年選定された宇部市が主催。日本航空とNPO法人キッズデザイン協議会が協賛し、ヌールエデザイン総合研究所が委託実施する。同会議は、同研究所が提案する教育プログラムで、子どもたちが動物になりきって地球の環境について会議するもの。2014年に環境省のESD(持続可能な開発のための教育)環境教育モデルプログラムに採択され、17年には第11回キッズデザイン賞優秀賞を獲得した。
同小のプログラムは、「動物になって地球を見てみよう」というコンセプトの下、5、6年生全10人が参加。初日は会議に出席するためのキャラクター創りを行い、各自がゾウやイルカなど好きな動物を選び、出身地、性別、職業などを設定して画用紙に描いた。
西島愛聖君(5年)が創ったケニア出身のカピバラ「カピっち」は、5歳の男の子で保育園児。友達と外で遊ぶときに、車の排気ガスに悩まされているという。
2日目の17日から本格的な会議に入り、動物の立場から人間の脅威を選び出す。3日目の2月6日に、出した課題を人間に戻って整理する。
同小のプログラムとは別に、今月20日には、中央町3丁目のうべ産業共創イノベーションセンター志(通称うべスタートアップ)で、市内に住む外国人児童を対象とした授業も開催。最終の3月26、27日は、ときわ動物園、アクトビレッジに移動した屋外授業があり、同小と外国人児童の他、首都圏の児童も参加し、いろいろな考え方を認め合う。動物と向き合い、「地球は人間だけのものではない」という意識を高め、「動物かんきょう会議宣言」を発信する。
「せかい!動物かんきょう会議inSDGs未来都市UBE」の2日目(1月17日)の様子。マレーシア🇲🇾からの留学生がクリエイトした動物たち、ウミガメ、ゾウ、サル、トラをゲストに、「わたしたち動物たちが人間から受けている脅威」について話し合いをしました。
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【山口新聞】会議、動物の気持ちで 宇部・吉部小児童らが環境問題考える(1月18日号)
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せかい!動物かんきょう会議に参加しました
https://www.tokiwapark.jp/zoo/staffblog/
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(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2019年01月22日)
先日、宇部市立吉部小学校で開催された、せかい!動物かんきょう会議に参加しました。
動物かんきょう会議とは「動物になって地球をもっと見てみよう」をコンセプトに、児童たちが野生動物になって、地球の様々な環境問題について話し合い、多様性を認めながら未来の地球について考えるプログラムです。このプログラムは、2014年に環境省のESD(持続可能な開発のための教育)環境教育プログラムに採択され、内閣府の「SDGs未来都市」に昨年宇部市が選定されました。
「なにやら難しそう・・・」と思ったそこのあなた!ええ!何を隠そう私も最初、「難しそう・・・」と思いました(笑)でも、実際に参加してみると、とても楽しく学べるプログラムだったので、紹介したいと思います。
初日は、会議に出席する動物(キャラクター)づくり。子ども達それぞれ自分の好きな動物を選び、そこから出身地や性別、職業や生い立ちなどを設定します。もちろん、インストラクター(大人)もキャラクターをつくっています。私は、イグアナの「イグー」。キャラクターになるように2本足で歩くようにし、服も描きます。
(つづきは、以下リンク)
https://www.tokiwapark.jp/zoo/staffblog/
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【宇部日報】野生動物と共生の世界を (2019年3月28日号)
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野生の森を探検してみよう。
動物かんきょう会議をよりエキサイティングに!
オリジナルなフェイスペイント顔料の製造が進んでいます。
間に合いました! 「せかい!動物かんきょう会議in SDGs未来都市UBE」で使用する、自然素材で作った
行動生態学、自然人類学者の長谷川真理子氏のコラムより「リスク回避偏重の社会」
(毎日新聞 2018年5月13日 朝刊)
(中略)リスク回避の傾向は、若者の自由な発想やイノベーション、人生の目標を多様に設定する自由をも阻害していないか? 安全確保は大事だか、いろいろな意味で前人未到の領域に踏み出そうという若者を育てるには、それを許し、背中を押す社会でなければならない。私たちは、果たしてそういう社会を作ってきたのだろうか?
行動生態学、自然人類学者の長谷川真理子氏のコラムより「ヒトが全世界に広がった訳」
(毎日新聞 2018年10月28日 朝刊)
(中略)子どものときの感性の鋭さは独特である。そんな時は二度とない。スマホの画面ではなく、現実世界の多様さとおもしろさを経験させてあげて、この好奇心を健やかに育て上げるのが、ヒトのおとなの義務ではないかと思うのである。
春休みの3月26日(火)27日(水)。日本初の全園生息環境展示が特徴の山口県宇部市の「ときわ動物園」。せかいの動物たちを間近に観察し、その生態系を知り、動物のことを学びます。動物たちから人間たちへのメッセージをテーマに未来について考えて話し合う初めてのプログラムです。アジア、アフリカ、アマゾンそして日本のサルたち。人間にもっとも近い動物「サル」族たちがいっぱいです!
◎宇部市の補助金が充当される特別ツアー:
日本航空さんでJALパックツアーをつくっていただきました。宇部市による助成もありお得な「親子セットプラン」となっています。詳しくは、下記「JALパック」リンクページをご覧ください。
https://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/animal_conference/
ときわ動物園・イントゥーザワオ篇
リスザルアドバンチャーラフティング篇
人間(おとな)たちにまかせちゃいられない! と地球上のあらゆる地域から動物たちが集まり、日本と世界の子どもたちといっしょに創発する地球会議をはじめました。
子どもたちは身近な動物になって会議に参加します。自分と異なるものに興味を持ち、相手の考えをまず聞いて、理解しようとすることの大切さや楽しさを体験します。自然の中に入って自分の感覚を研ぎ澄まします。
地球環境と動物たち、わたしたち人間の未来のために、自ら考え行動する大人になってほしいのです。そんな思いで、動物たちは世界の子どもたちと一緒にアイディアを出し合ったり、発明をしたり、問題解決にむけてカンカンガクガクの議論で盛りあがります。
合言葉は、「動物になって考えよう!」
Growing Up Together!
プログラムの構成
(1)人間から動物になって考える
(2)動物から人間になって考える
(3)動物たちへ。 わたしの環境宣言
2019年1月5日
【せかい!動物かんきょう会議とは。父兄のみなさまへ】
人類は幸せな生活の実現を願ってさまざまな革新を行ない、ルールを作ってきました。ところが現在の世界情勢はどうでしょうか。
「世界はみな兄弟」という文言はどこへやら、みな自分たちの利益だけを追求しているかのようです。 世界が予想もつかないスピードで変化している今日、わたしたちは子どもたちに何を教え伝えたらいいのでしょうか?
『子どもたちは未来の宝です』とキッズデザイン宣言(経済産業省とユニバーサルデザインを追求する企業で構成されるキッズデザイン協議会が提唱)にもあるように、子どもたちには、未来に希望をもたせるための教えや気づきを伝えなければならないと考えています。
動物かんきょう会議は、各国や各地域の立場、各動物の立場に立って、多角的な視点でものごとをとらえていきます。会議のワークショップでは、先生や生徒の立場ではなく、参加者が、ひとりの人間、一匹の動物になって、将来の幸せな地球環境をつくるための解決策を考えていきます。
合言葉は、「動物になって考えよう!」
Growing Up Together !
2019年1月5日
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動物かんきょう会議はじまる!
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絵本シリーズ「動物かんきょう会議」は1997年、京都で開催された地球温暖化防止京都会議をきっかけに誕生しました。国境など関係のない動物たちは、人間(大人)たちだけに地球を未来をまかせちゃいられない!と嘆き、ドイツの森に集まり会議をはじめましたよ。
動物かんきょう会議 /日本語版 「はじめに」
http://animalconference.com/jp/book/pdf/j01.pdf
“La conférence des animaux pour l’environnement” /フランス語版 「はじめに」
http://animalconference.com/fr/book/pdf/f01.pdf
“Animal Conference on the Environment” /英語版 「はじめに」
http://animalconference.com/en/book/pdf/e01.pdf
【企画】
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所
◉動物かんきょう会議プロジェクト
原作&総合プロデューサー イアン / IAN
原作
マリルゥ / MarieLoo
◉動物かんきょう会議プロジェクト
公式サイト
http://animalconference.com
・コンセプト ・アニメ視聴 ・キャラクター紹介
◉ニュースサイト
本プロジェクトの情報を配信していきます
http://animalconference.com/blog/
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所
http://nurue.com
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-2-1
ビューシティ新宿御苑 904
ゾウの「ドクターヘルプ」
私はゾウの「ドクターヘルプ」です。21 才です。マレーシアから来ました。家族は2人の両親、1人の姉、2人の弟と1人の妹がいます。 私も友達がたくさんいます。 それより、私をいつも幸せにし、一人で感じることはありません。
小さい頃の時、病院に行っていつも悲しい気にします。病人を見って、助けたい気持ちをもって、医者になる気持ちが深くなります。したがって、将来に多くの人を助けてほしいです。
私の家族と私は森に住んでいます。現在、私たちの友達の数は日々少なくなっています。人間は私の友達を殺して、牙を取ってしまう。それで、私たちの体そのまま残してしまう。悲しいことだ。さらに、タイで私たちが人間の交通手段になっていることもあります。
人間に一番伝いたいことでは、 私たちは彼らの交通手段ではなく、世界の生き物だ。
猿のアタン
私はマレーシアで生まれた猿のアタンです。性別は男の子で年齢は21歳です。私が真面目な大学生です。家族はいませんが学校で友達がたくさんいるから寂しくありません。学校で環境問題について、研究をしています。今は、マレーシアでパーム油が人気なので油ヤシプランテーションは多くの場合、林を破壊して造成されています。そして、熱帯雨林の違法伐採が続いています。森の消失で、私たちの遊び場所や住む家店などを失いました。
人間の視点では猿は悪い動物というイメージがあります。なぜかというと猿は農作物を荒らす害獣されています。しかし、私たちのとって、人間はもっと悪いです。
人間は森林伐採をするので、猿が林から出て、外に食べ物を探します。正直、林は人間のものだけではないから、木き切ってやめてくださいという要求があります。
みみずのずっく
ぼ・ぼきゅは みみずのずっく いつも腹ペコな12歳の日本男子だ。 家族?友達? たぶんいる 目がよく見えないからわかんない
ぼきゅの大好物は泥だんご! 腹減ったなあ 最近おいしい泥だんごがなくて・・・ ぼきゅらが食べた泥だんごは栄養たあっぷりの土にかわり地球を元気にするのになあ。人間はなんで大切な土をコンクリートで固めたり 埋めたりちゃうのかな 森が消え、空気は汚れ、雨の降り方とかも 何かおかしくない?
だからぼきゅは決めた! 人間が作った硬いコンクリートを 踏み溶か し 土に戻す そんな夢のような靴を作るんだ!! 目が見えなくったって やればできる!やらなきゃ 何にも変わらない! まあるい地球がぜーんぶ泥だんごになればいいのになぁ あー腹減った うにょうにょーん みみずのずっくでした
マレーバクのテレマ
私は、マレーシアで生まれ育ったマレーバクの「テレマ」。マレーシア語で「テレマカシー」は「ありがとう。」生まれてきてくれてありがとうと両親が名づけてくれました。
家族はいません。でも、友達はたくさんいます。だから寂しくありません。
頭の花はマレーシア国花のハイビスカス。赤いハイビスカスは「愛と勇気」の象徴。なぜかずっと枯れないの。
胸に抱いてるのは三日月のバスケット。バスケットに入っている青い星は、引きとった「悲しい夢」「怖い夢」。愛と勇気を持って三日月を温め続けると、徐々に星の色は変わってゆき、優しい穏やかな「希望の夢」へと生まれ変わる。私はその希望の夢を子どもたちに配る「学校の先生」なの!! 辛いことがあっても希望を持ち続けてほしい。ずっとそう願ってる。
私の両親は森の奥深くで夢の売買店を営んでいたけど、人間の森林伐採により住む家店を失い、人里近くまで移ってきました。私たちバクの皮は高級な革として人間の間で人気があり、両親は…結局人間のハンターによって命を落としました。
人間は気づいていない。ひとりひとりの「このくらいなら」という無責任で身勝手な行動が、温暖化をもたらしたり、生き物を絶滅に追い込んだりしていることを。今ここで考えてほしい。生きとし生けるものが、穏やかな夢をみて安心して暮らせる世界を。ひとりひとり、愛と勇気を持ち歩むということを。
イグアナのイグー
名前は、イグアナのイグー!生まれは「メキシコ」の山奥。性別は、男で年は31歳。
独身で家族は、父、母、妹がいるんだ。友人は小学校、中学校が一緒だった幼馴染の男の子2人と女の子2人。今でもよく遊ぶ。職業は洋食屋さんでコックをしていて、得意料理はハンバーグだよ。
小さい頃はシャイで内気な性格だったけど、家族でキャンプに出かけたり、友達と野山を駆け回るうちにアクティブになったんだ。スノーボードやダイビングなど体を動かすことが大好き。
■環境への関心ごと
ダイビングで海に行くとビーチにはゴミがいっぱい。
■人間に言いたいこと
ゴミをすてないで!ゴミになるものは減らして!
のら犬のドン
おいらはのら犬のドン。生まれたのはここだから日本人、いや日本犬だな。わはは。 そしておいらはれっきとした 5 歳のイケメン男子だ。 見てわかるだろ、りりしいマユ、ぴんと立った耳、大きなしっぽ、生まれてからずっと 風呂なんか入ったことのないアブラしっとり、ヨゴレたっぷりの灰色の毛並。 おいらを育ててくれたたぬきのクーンおばさんが「ドンちゃんは真っ白な犬だったよ」 って言ってたけど、灰色の方が断然イケてるよな!
おいらのトレードマークはいつも耳に挟んでいる鉛筆と右手の金づち、そして腹巻だ。 なんたっておいらは大工だからな。 のら犬のおいらをこんなに立派にしてくれたクーンおばさんに素敵な家を建ててあげるのが おいらの夢なのさ。
こんなかっこいいおいらだけど実は 1 つだけ悩みがあるんだ。 おいら働き者の大工だろ、たくさん動くからすぐに腹が減るんだ。そんな時、ふらふらっと なって道端に落ちてるものをパクっと食べてしまうんだ。いい匂いがするんだよ、犬っての は鼻がいいからな。 それでよくおなかを壊すことがある。ついつい食べるおいらがいけないんだけど、そんなものをその辺に捨てないでほしいよなぁ …
ハヤブサのシュー
ぼくは、ハヤブサのシュー。日本の山おくにある、古いお城のてっぺんにいるよ。ぼくは、正確な年齢がわからないけど15歳くらい。お父さん、お母さん、弟とくらしている。色々な動物の友達がたくさんいるよ。仕事はお城と山を守る警備のお仕事をしているお父さんを手伝っているんだ。本当は、警備だけじゃなくて、お城の周りや山に花や木を植える園芸の仕事をめざしてがんばっている。
生まれてからお父さんとお母さんといて、そのあと弟がうまれてお兄さんになったんだ。小さいときにお城のてっぺんから落ちそうになったことがあったけど、なんとか助かって、それからは慎重になっておおきなケガも病気もしていないよ。13歳くらいからお父さんのお仕事のお城の警備を手伝っている。
最近はお城への道が整備されて、少し騒がしくなって、ゴミも多くなってきた。そのゴミは土に還らないから。でも、騒がしくなって、よろこんでいるお友達もたくさんいる。人間には、どうかなかよく、いっしょくくらしていくことを一緒に考えよう!と言いたいよ。