いちど乗ってみたかった「天ぷらバス」。快適でした!
「天ぷらバスとは、天ぷらを食べることのできるバス」。ではないんです。
天ぷら油などの廃油を利用した再生可能エネルギー・バイオディーゼル燃料バスのことなのです。バスの排気孔からはガソリンの臭いは全くしません。
さて、天ぷらバスのエコツアーを主催しているのは、NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン(旅行運営協力:有限会社リボーン)です。「天ぷらバスで行く!都市農村交流体験型エコツアー」では、老舗の醸造蔵での味噌仕込み体験や赤城山麓での森作り体験などなど、実にバラエティーに富んだツアーを企画しています。
今回、わたしが「オーガニックコットンの収穫体験ツアー」への参加を即決したのは、株式会社アバンティのオーガニックコットン畑だったからでした。
アバンティの代表・渡邊智恵子さんには、「動物かんきょう会議」のオーガニックコットンTシャツを作っていただいたことがあります。
12月2日、日曜日の朝7時、新宿西口を出発した天ぷらバス乗組員。関越道を走り抜け、長野県の信州大学上田キャンパスに到着しました。そこで出迎えてくださったのは、アバンティのスタッフの方々と、信州大学繊維学部の先生方。産学連携をされているとのことで、特別に、先生方みずから、大学の歴史的な建造物や繊維の実験室を案内してくださいました。
そして、待ちに待ったオーガニックコットンの収穫体験です。広大なキャンパスの一角に広がるアバンティのオーガニックコットン畑では、わたしたちが見慣れている白い綿ではなく、「茶綿」という、その名の通り、薄い茶色の綿がガクからモコモコした房をたらしていました。
垂れ下がる綿をひっぱると、ボヨヨーンとバネのような感触とともに、スポンッと綿がガクから抜けるのです。それがおもしろくて、夢中になって綿摘みをしました。
参加者が摘んだ綿を集めたあとは、室内で、摘んだ綿から種を取り出したり、綿から糸を紡ぐ体験をしました。おもしろかった反面、なんとたいへんな作業かと思いました。今日では機械化されているとはいえ、畑から摘みとった「綿」が実にさまざまな過程を経て、わたしたちの衣服や布団になっているのかを知ったことは、本当に貴重な体験でした。これからも日々の生活の中で、ことあるごとに「綿摘み体験」を思い出すに違いありません。
種を除いた綿から糸を紡ぐのはなかなか大変な作業。両手両足フル稼働です。
「子ども時代にこそ、この体験をしておきたかった」と思いました。
天ぷらバスの中では、参加者同士の自己紹介ならぬ他己紹介をはじめ、
話題の環境映像の上映ありと、ディープな一日でありました。
内容盛りだくさんの体験ツアーは、気さくなコンダクター、松本さんのおかげでリラックスしたなごやかな雰囲気で楽しむことができました。
どうもありがとうございました!
これが「天ぷらバス」。当然ながら、排気ガスの臭いがしませんでした。
◉NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパンの公式サイトはコチラ
◉旅行運営協力:有限会社リボーンの公式サイトはコチラ
◉株式会社アバンティの公式サイトはコチラ
落五中井子ども園
落合第一小学校
戸塚第三小学校
西戸山小学校
戸塚第一小学校
落合第二小学校
富久小学校
早稲田小学校・幼稚園
津久戸小学校・幼稚園
江戸川小学校
愛日小学校
戸塚第二小学校
淀橋第四小学校・幼稚園
戸山小学校・幼稚園
西新宿小学校
落合第三小学校
牛込第二中学校
西新宿中学校
四谷中学校
牛込第一中学校
落合第二中学校
新宿エコギャラリー