2013年12月12日(木)〜14日(土)まで日本最大級の環境展示会 「第15回エコプロダクツ2013」がお台場のビックサイトで開催されます。動物かんきょう会議プロジェクトは、体験型企画「森林からはじまるエコライフ展2013」に出展される公益財団法人OISCA「子供の森」計画とのコラボ紙芝居「世界の国の森のおはなし」で参加します。
◉エコプロダクツ展のサイトはこちら
http://eco-pro.com/eco2013/
◉体験型企画のスケジュールはこちら
http://eco-pro.com/eco2013/highlights/taiken.html
昨年、世界の12才の子どもたちとつくった動物キャラクターを主人公に新作紙芝居をつくりました。
今回お披露目するのは、フィジー共和国の「森のおはなし」です。
紙による紙芝居だけではなく、タブレット端末をつかったプレゼンテーションを実現するために独自にiPad版「紙芝居アプリ」を開発しました。
この電子紙芝居はiPad、iPhone端末とプロジェクターがあれば、どこでも上映できます。
私たちは、先生(大人)が生徒(子供)に演じるだけではなく、子どもたち同士がタブレット端末をつかって紙芝居を演じあうことで、
(1)環境問題や異文化への興味と理解が深まり、
(2)コミュニケーション力育成などにも効果を発揮する
ESDプログラムとして活用されることも目指しています。
今年度は、フィジー共和国、タイ王国、インドネシア共和国 の3カ国の「森のおはなし」ができあがる予定です。
昨年の、子どもたちがキャラクターをつくったワークショップの様子です。
左が子どもたちのスケッチ、右が動物かんきょう会議のクリエイターがフィニッシュしたキャラクターイラストです。
5カ国の子どもたちが、動物キャラクターをつくりました。
詳細レポートはこちら
2013年12月。
「動物かんきょう会議」プロジェクトは、CMT(クリエイティブマーケット東京)の会員との恊働による新規プロジェクトをスタートさせました。
◉CMT(クリエイティブマーケット東京)プロジェクト紹介ページ
2013年10月24日、東京国際映画祭TIFFCOM会場のCMTプロジェクトピッチで発表した「教育市場向け『ESDパッケージ商品』開発プロジェクト」をハイレベルで実現することを目指します。
◉コンセプト
12才 (小学校6年生) の子どもたちにインパクトのあるESD体験を提供し、同世代の日本と世界の子どもたちが知り合い、信頼関係を深めていく。教室を舞台に、新たなクールジャパンの切り口をつくります。※ESDとは、Education for Sustainable Developmentの略であり、持続可能な開発のための教育を意味します。
◉プロジェクトチームの目標
教室には電子黒板がすでに普及し、iPad等タブレット端末が子ども1人1台配布されます。この教育市場への商品提供を目指し、体験型ESDプログラム「せかい♣動物かんきょう会議」シリーズを開発しています。本プロジェクトの教育市場開発・教育現場普及における事業基盤をベースに、CMT会員のリソースとノウハウを活かし、発展的なオリジナル商品を開発することが目的です。
◉今期の目標
CMT会員とともにできる具体的プランを見える化します (目標:2案)
本企画の開発資金調達先を想定した提案企画書をつくります (目標:2社)
◉幹事
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所
筒井 一郎 (株式会社ヌールエ)
◉参加CMT会員メンバー
株式会社ミュージックブレインズ
株式会社ピコトン
株式会社DNP映像センター
株式会社マブイストーン
株式会社サイバーノイズ
◉参加動物かんきょう会議メンバー
トシャレコムLLC
ecodaneプロジェクト
本プロジェクトへの参加を希望するCMT会員企業様は、
事前に、株式会社ヌールエ(担当:筒井)宛にご連絡ください。
お問い合わせ先はこちら
【第1回 ミーティング】 ※終了しました
2013年12月4日(水)19:00~21:00
場所:四谷地域センター 集会室2
新宿区内藤町87 四谷区民センター11階
【第2回 ミーティング】
2013年12月18日(水)19:00~21:00
場所:四谷地域センター 集会室2
【第3回 ミーティング】
2014年1月23日(木)19:00~21:00
場所:四谷地域センター 集会室2
絵本シリーズの第3巻のテーマは「クルマ」です。
動物たちは、新しい都市交通やクルマを発明しようと会議しています。その中で、ワシのワッシは三角形のユニークなクルマ「BUJI」を提案しました。その三角形のクルマが出現!
2013年11月の東京モーターショーでは、
日産自動車が三角形の電気自動車のコンセプトカー
「ブレードグライダー」を発表しました。
市販車ベースの三角形のクルマが本当に出現するとは驚きです。
◉ブレードグライダーの詳細はこちら→http://clicccar.com/2013/11/09/235630/
ワッシは、交通事故にあってもヒトが死なないクルマの形という視点から「三角形のクルマ」を考えたようです。
彼のプレゼンテーションもどうぞお楽しみください。
ペットボトルなんて30年前はほとんどなかったのに今は、川や海がプラスチックだらけになってしまった。「どうしてこんなことになってしまったのだろう?」を一緒に考えようよ!!
開催日:2024年2月10日(土)13時〜16時(受付 12時30分)
開催場所:宇部市立図書館 講座室 ★参加費無料
参加者募集:宇部市内の小・中学生30名/一般20名(応募者多数の場合は抽選)
チラシのダウンロードはこちら
https://sdgsworks.com/ube06/assets/pdf/ube06.pdf
2008年、私たちは国内および海外イベントへ「動物かんきょう会議」を出展する活動をとおして、作品が世界で通用することを確認し、アニメ化に向けて自信を深めることができました。
2007年秋、東京コンテンツマーケット2007で「静止画部門奨励賞」を受賞したことの意味は、「『受賞』をきっかけに羽ばたけよ」という主催者側からのメッセージであると気がつきました。この場合の「受賞」は、過去を讃えるということではなく、「未来に向けて応援する」ということだと感じたのです。
そして、「本原作をもとにアニメーションを創る」を目標にして半年。2008年秋の東京国際映画祭の関連イベントで「TIFFCOM/TPG」にエントリーしました。このイベントは、まだ映画やアニメにはなっていない作品を世界中から集め、業界関係者にアピールできるというプレゼンの場です。世界中からのエントリーがある中、選抜作品の一つに選ばれました。
◉TIFFCOM/TPG2008のガイドブック
◉動物かんきょう会議を案内しているガイドブックのページより
本作品の世界観と魅力をアピールするために、私たちはアニメーションのパイロット版(5分)を日本語と英語でつくって臨みました。本作品に興味を示した関係者は国内よりも海外が多く、商談の7割は海外関係者でした。彼らが一様に興味を示したのは、「個性的な動物キャラクター」と「世界の環境問題をテーマにしているコンセプト」と「10年近い一貫した活動」に対してです。中には、「人間より(国境を背負わない)動物たちの方が環境問題に対していいアイディアをだせるんじゃないか?」「人間と動物たちを競争させたら?」などユニークな意見もありました。
おもしろく感じたのは、海外のバイヤーは作品のコンセプトに反応し、国内のバイヤーはコンセプトよりもキャラクターが商品化しやすいかどうかに反応するということです。会期中に具体的な契約には結びつきませんでしたが、本作品に、特に欧州の専門家が関心をもつことが確認できました。
商談会で知りあったフランスのプロデューサーに、東京国際映画祭の映画見本市「TIFFCOM」にモナコから出展しているマダムを紹介されました。この方は、モナコのイベント「Forum international Cinema & Literature」の主催者で、私たちをそのイベントに誘ってくださったのです。こうして、2009年春にモナコ公国で開催された「Forum international Cinema & Literature」に作品を出品しました。
欧州の映画関係者が集まるこのイベントで「欧州におけるアニメ化権と出版化権」を購入したいという具体的なオファーを受け、欧州進出のチャンスが到来したのでした。
◉Forum international Cinema & Literature 2009のガイドブック
◉カジノの正面の公園にもイベントの青い垂れ幕がずらり
◉飾り付けを終えたばかりの動物かんきょう会議ブース
(作:イアン)
次回は、NHKさんとアニメーションをつくる! です。
[Episode 7 : Special Thanks]
TIFFCOM/TPG 2008
Forum international Cinema & Literature (2009)
Shibuya International
[15周年記念★今後の予定(タイトルは仮です)]
第1話 地球温暖化防止京都会議(COP3)の会場でデビュー
第2話 画期的!? 絵本マガジンという発明品
第3話 新潟の印刷会社と池袋の大型書店の心意気
第4話 韓国版「動物かんきょう会議」小学校副読本4万部!
第5話 ソトコトでハリィのエコ日記連載スタート!
第6話 東京コンテンツマーケット2007 静止画部門奨励賞!
「動物かんきょう会議」は、経済産業省関東経済産業局が開催していた「東京コンテンツマーケット2007」で「静止画部門奨励賞」を受賞しました。このことが本プロジェクトを大きく展開させるターニングポイントとなったのです。
受賞3年後に「アニメーション番組(全20話)」になりました。
◉アニメ!アニメ!ビズより(2010年3月23日の記事)
http://www.animeanime.biz/all/2010032302/
2007年当時、本プロジェクトは10年目をむかえ、活動が停滞しておりました。2005年に名古屋で開催された「愛・地球博」の開催期間は、環境に対する関心度も手伝って公式WEBサイトへのアクセスも多く、双方向型WEBコミュニケーションも白熱しました。しかし、サイトを運営する側の環境問題に対する知識不足、ユーザーとのコミュニケーション能力などが原因で手詰まり感があったのです。
この状況をなんとかしたい!とネットサーフィンしているときに、「東京コンテンツマーケット」と出会いました。当初、「コンテンツ」という言葉に対して「???」でしたが、当方のプロジェクトとなんか関係があるかもしれないと募集締切まで数日しかない中、慌ただしくエントリーしました。
数週間後、事務局から「動物かんきょう会議」が賞に選ばれたと連絡が入りました。そして秋の東京国際映画祭TIFFが開催される六本木ヒルズ内のアカデミーヒルズを会場としたコンテンツ見本市に「静止画部門奨励賞」受賞作品としてブース出展しました。
◉2007年、2008年、2009年 3年連続で参加した「東京コンテンツマーケット」
主催:中小企業基盤整備機構 共催:関東経済産業局
コンテンツ業界デビューです。
そして、アニメーション制作会社、3D画像制作会社、テレビ局関係者、プロデューサー、音楽業界、出版業界などの方々と知りあうことができました。弊社はデザイン会社として活動してきましたので、とても新鮮な出会いをいただき、「コンテンツ業界」という存在とビジネスの考え方を知ることができました。
最大の衝撃は「日本におけるコンテンツビジネス業界は13兆円産業で、自動車産業と匹敵するくらいの市場規模があり、ゲーム・アニメなどを海外展開すればますます成長する産業である」ことを知ったことです。
そして「アニメーション作品をつくる!」と具体的な目標を定めることができました。
(作:イアン)
次回は東京国際映画祭関連イベントをきっかけにビジネスチャンス!をいただいたお話です
[Episode 6 : Special Thanks]
Tokyo Contents Market 2007,2008,2009
[15周年記念★今後の予定(タイトルは仮です)]
第1話 地球温暖化防止京都会議(COP3)の会場でデビュー
第2話 画期的!? 絵本マガジンという発明品
第3話 新潟の印刷会社と池袋の大型書店の心意気
第4話 韓国版「動物かんきょう会議」小学校副読本4万部!
第5話 ソトコトでハリィのエコ日記連載スタート!
第6話 東京コンテンツマーケット2007 静止画部門奨励賞!
「飛行機も電車も乗るのが初めて!」の4人のタイの子どもたちが親善大使として日本にやってきました!
子どもたちを招いたのは、オイスカ「子供の森」計画です。
◉「子供の森」計画についてはこちらをご覧ください
→http://www.kodomono-mori.info/
◉ワークショップの様子や子どもたちが作ったキャラクターはコチラをご覧ください
→http://www.kodomono-mori.info/2013/07/30/2013-7-cfp-th-workshop-at-geoc/
ミャンマー、ラオスと国境を接するタイ最北の県チェンライからやってきた小学生たちは、故郷の村でオイスカの「森づくり」に取り組んでいるのですが、7月13日には日本科学未来館で、自分たちの森の話や植林活動について発表をし、実際に葉っぱを使って遊びながら日本の小学生たちと交流を深めました。
7月18日には、国連大学の地球環境パートナーシッププラザで、ジャッグくん、モスくん、プリアオさん、インさん、4人の小学生たちに、タイの代表的な動物でキャラクターを作るワークショップに参加してもらったのです。
昨年来日したタイの子どもたちが作ったタイのキャラクターは、ニシキヘビのブワカオです。将来はムエタイ(タイ式ボクシング)の選手になって賞金を稼ぎ両親を助ける夢を抱く心やさしい若者です。
◉ニシキヘビのブワカオくんはこちらをご覧ください
→http://zomama.exblog.jp/17704362/
そして、今回、子どもたちが作った動物キャラクターたちはなかなかの個性派ぞろいです。
◉モス君(12才)
「象のボムを紹介します!」
年齢:20才
服装:タイパンツ(フィッシャーマンズパンツ)
職業:農業
好きな食べ物:サトウキビ/バナナ/リンゴ
嫌いな食べ物:キャンディー
好きなこと:ツリーハウスでねること
環境について:いっぱい木を植えたい
将来の夢:森をたくさん作りたい
◉ジャッグ君(11才)
「豚のスエップを紹介します!」
年齢:18才
職業:料理人
好きな食べ物:米ぬか
嫌いな食べ物:ビニール
好きなこと:自分の部屋が好き
環境について:洪水があるので高い山に住みたい
将来の夢:おいしいものばかり食べたい
◉プリアオさん(12才)
「水牛のダムを紹介します!」
年齢:35才
服装:洋服の色はタイの国旗の色
職業:営林署勤務
好きな食べ物:パン
嫌いな食べ物:ミルク
好きなこと:テレビを見ること/自分の部屋が好き
環境について:自分のすみかに環境問題がおきたら次のすみかを捜す
将来の夢:たくさん食べたい/テレビでマンガを見たい
◉インさん(11才)
「水牛のクリス(男)とナムチャー(女)を紹介します!」
クリス(男)年齢:25才
服装:タイの伝統衣装
職業:植林をする人
好きな食べ物:パッタイ(タイ焼きそば)
嫌いな食べ物:辛いもの
好きなこと:遊ぶこと、特にサッカーが好き
環境について:自分のすみかに環境問題がおきたら次のすみかを捜す
将来の夢:サッカー選手になりたい
ナムチャー(女)年齢:25才
服装:タイの伝統衣装
職業:植林をする人
好きな食べ物:トムヤムクン
嫌いな食べ物:パン
好きなこと:好き森の中で遊ぶこと
環境について:植林活動をする
将来の夢:ミス・タイ
◉通訳を担当したソンポンさん。
オイスカ タイ「子供の森」計画のコーティネーターです。
このワークショップには、飛び入りで、
アメリカとホンジュラスのオイスカの関係者も参加しました!
子どもたちは日本でいろいろな体験をして故郷の村に帰っていきました。
通訳のソンポンさん、オイスカのみなさん、どうもありがとうございました!
カッコいいエコマガジン「ソトコト」との出会いは、2001年渋谷の大型書店で、創刊号から約2年分のバックナンバーが特集されている現場にたまたま遭遇したことでした。環境をテーマにしながらも、ファッション紙のような体裁、バイセクシャルな男の子が登場している、この不思議なかっこよさは何だろう?と感じ、創刊号から1年分をまとめて購入したときから気になる雑誌の一つとなりました。
2003年、ソトコト編集部から「動物かんきょう会議」活動への取材の連絡があり、約1時間ほど取材をうけました。実はわたしが「イアンは目白の発明家」と名乗っているのが面白いらしく、なぜ目白にそんなにこだわるのかを聞かれました。当時のマイブーム「Think Grobal Act Local」という想いと目白地域からイノベーションしたいからと説明しました。話をすすめていくと編集者S氏も目白に住んでいるとのこと。「すごいね!」とその偶然を喜び、ついソトコト紙面で連載をやらせてほしい! という提案をしたのです。
ソトコト2月号(2003年)に掲載された「動物かんきょう会議」紹介記事
S氏の計らいで、2003年X号〜1年間「はりねずみハリィのエコ日記」の連載が実現しました。ベルリン在住のはりねずみのハリィのエコライフを紹介していく日記風エッセイです。
編集長にお礼を言わねばと築地の編集部にお邪魔し、編集長の小黒さんと面談しました。絵本シリーズを手にとると「君、この本は売れないな。10年たったら価値がでるかもしれないからもらっといてやるよ。」とのこと。わたしが、「えっ? 池袋界隈の書店で800部売ったんだけど…、韓国での展開も決まったし…」と返すと、「ムリムリ、マジメすぎるんだよ。人の欲に訴えるところがない…」と散々の言われようでした。
帰り道、国内販売をがんばるぞ! と心に誓いました。
◉雑誌「ソトコト」(発行:木楽舎)へのリンク
ソーシャル&エコ・マガジン「ソトコト」
http://www.sotokoto.net/jp/
(作:イアン)
次回は東京コンテンツマーケット2007で「静止画部門奨励賞」を受賞をした、本プロジェクトがコンテンツビジネスへと参入するターニングポイントのお話です
[Episode 5 : Special Thanks]
Nao SUZUKI(KIRAKUSHA)
Kazumi OGURO(KIRAKUSHA)
[15周年記念★今後の予定(タイトルは仮です)]
第1話 地球温暖化防止京都会議(COP3)の会場でデビュー
第2話 画期的!? 絵本マガジンという発明品
第3話 新潟の印刷会社と池袋の大型書店の心意気
第4話 韓国版「動物かんきょう会議」小学校副読本4万部!
第5話 ソトコトでハリィのエコ日記連載スタート!
第6話 東京コンテンツマーケット2007 静止画部門奨励賞!
1997年に誕生してから15年。
動物かんきょう会議の公式サイト[日本語版オリジナル]を公開しました。
わたしたちは新たな地点に立って、これからの10年にむけた活動をはじめます。
はじめに、「コンセプト&ニュース」で本プロジェクトの活動をごらんください。
また、
(1)「キャラクター」の紹介
(2)「絵本シリーズ」の紹介
(3)「アニメーション」の紹介
をご覧いただけたら幸いです。
◉日本版オリジナル
アドレスはこちらです。
http://animalconference.com
各キャラクターのバックグラウンドストーリー初公開!
◉英語版
アドレスはこちらです。
http://animalconference.com/en/
◉フランス語版(一部未翻訳)
アドレスはこちらです。
http://animalconference.com/fr/
「動物かんきょう会議プロジェクト」総合プロデューサーのイアンです。
みなさん、今日は、動物かんきょう会議が韓国で出版されたいきさつをお話しします。
2002年秋、弊社事務所には初版2000部の絵本が山積みでした。販路をもたない弊社の苦肉の策は「地元の有機絵本・地産地消の絵本として!」とのキャッチコピーでした。事実、絵本の紙はケナフ紙を使い、印刷には大豆インクを使用しています。本来、環境ロゴなどで特徴をアピールするものですが、「そんなあたりまえのことなど表示はしない」というのが博進堂の担当者Y氏の考えでした。そして、生産者(発行・発売元)から書店への直送です。ジュンク堂池袋本店では、7階「理工書」フロアのエスカレーター正面に陳列され、ジュンク堂では珍しい「解説ポップ付き」でした。そして、この地元の大型店舗と交流を深めながら展開活動をしていったことが大きな幸運につながったのです。
発売から約半年後の2003年春、韓国の出版エージェンシーから「韓国の児童書出版社が『動物かんきょう会議』に興味をもっています。」と流暢な日本語で電話連絡がありました。その後、トントン拍子で韓国語版の出版化が決まりました。なんでも東京国際ブックフェアの開催時に池袋エリアでリサーチしたとのこと。リブロの正面玄関と、ジュンク堂で環境をテーマにした専門書コーナーでインパクトのある動物キャラクターのイラストが目に飛び込んできたそうです。書店のスタッフの方々に「平積み」していただいたからこそ到来したチャンスでした。
契約した韓国の出版社名はD.D.Stone。英語教材でヒットシリーズを手がけているソウル市内の出版社です。韓国版は第1話「森」、第2話「ゴミ」、第3話「クルマ」までを1冊のソフトカバー版にまとめて2003年11月に出版されました。ところが・・・完成した韓国語版は、表紙がオリジナル版と全く違っていたのです。
おどろいて問い合わせると、「ニューズウィークのデザインをモチーフにしているオリジナル版は、韓国ではマイナスイメージになる」とのこと。韓国人の対米感情を考慮して表紙デザインを変更したことを知り、各国がかかえるデリケートな対外国感情を学びました。
わたしたちは、絵本の販売をとおして隣国韓国のビジネスパートナーができました。相手の顔を知った先に見える世界はとてもボジティブです。「共に仲良く、お互いに成長したい」と心から思えるのです。「相手を知ることの効果」を実感しました。このご縁をきっかけに、オリジナルストーリーに韓国キャラクター「珍島犬(チンドンケン)のキィヌ」が誕生したのです。キィヌは第6話から登場する予定です。
韓国での新聞記事
日本での輸入版発売が毎日新聞で取り上げられました
そして、韓国語版発売から約1年後の2005年には、なんと韓国小学校の教科書の副読本に採用されました! これまでの発売部数は4万部以上。人口が日本の5分の2(約5000万人)ですから、日本国内で換算すると10万部となり絵本としては大ヒットです。 第2刷では、より教材らしくリ・デザインされました。教材づくりのプロの編集で絵本が学習教材に様変わりしたのです。大変勉強になりました。
2008年には第4話「エネルギー」と第5話「食料」を1冊におさめた第2巻を発売しました。第5話は国内ではまだ未発表作品ですから、絵本シリーズ「動物かんきょう会議」は韓国版が先行していることになります。
◉韓国版の出版社へのリンク
ダニエルストーン・パブリッシング社(D.D.Stone社)
http://ddstone.com
(作:イアン)
◉絵本は「Amazon」で購入できます
次回は環境エコマガジン「ソトコト」とのご縁のお話です
[Episode 4 : Special Thanks]
MONICA In(D.D.Stone)
EUNICE Jang(D.D.Stone)
LEE jinsook
[15周年記念★今後の予定(タイトルは仮です)]
第1話 地球温暖化防止京都会議(COP3)の会場でデビュー
第2話 画期的!? 絵本マガジンという発明品
第3話 新潟の印刷会社と池袋の大型書店の心意気
第4話 韓国版「動物かんきょう会議」小学校副読本4万部!
第5話 ソトコトでハリィのエコ日記連載スタート!
第6話 東京コンテンツマーケット2007 静止画部門奨励賞!
第7話 東京国際映画祭とモナコでプレゼンテーション
第8話 日中共同製作アニメ「動物かんきょう会議」20話完成
第9話 NHK教育TVで全国地上波放送
生物多様性名古屋会議COP10会場で上映
第10話 地球環境映像祭「子どもアースビジョン賞」受賞
第11話 アニメをつかって環境について考える出前授業
第12話 新宿区立小・中学校「見える化」看板プロジェクト
第13話 世界の子どもたちとキャラクターづくり!
第14話 紙芝居「森のおはなし」
以下、全20話の予定
「動物かんきょう会議プロジェクト」総合プロデューサーのイアンです。
わたしたちは「動物かんきょう会議」というプロジェクトをとおして、「子どもたちが環境問題をテーマに話し合ったり、いっしょに課題を発見したり、なにかを発明するコトの楽しさを伝えたい」「エコをテーマにポジティブでクリエイティブな場をつくりたい!」と考えていました。
2002年の春に名古屋で「地球ファンクラブ」という市民活動グループ立ち上げのための勉強会がありました。そこでわたしは機会をいただき、弊社が発明した「 i debut(アイ・デビュー)」をプレゼンテーションしました。市民一人一人が情報発信力を手に入れて、社会課題に取り組むことをめざしたので機能はたったの1つのみです。5分間程度の説明で、「だれもが情報を配信できる」「シンプルで美しいサービス」が特徴ですから、参加者からは「これなら使えそうだ」と「i debut」の利用が決まりました。(i-debutは、blogやmixi、Facebookに先駆けていましたよね!)
その夜の食事会の席で、なぜこのようなシステムをつくろうと思ったのかを、代表の清水義晴氏から尋ねられ、発想の源泉である「動物かんきょう会議」のコンセプトと絵本で問題提起し、idebutを使ったコミュニティサイトで安全で美しい情報交流を実現する構想を熱く語りました。清水義晴氏は「俺、協力する。日本で一番すごい印刷会社を紹介する。」とおっしゃいましたが、その会社というのが新潟の「博進堂」でした。なんと、清水義晴氏が先代の社長を務めていた会社なのです。アートの企業風土をもち、学校の「卒業アルバム」分野では日本屈指の印刷会社です。この力強いパートナーに恵まれて、絵本マガジン「動物かんきょう会議」は、デザイン会社と印刷会社による協働クリエイティブ作品として誕生したのでした。
しかし・・・ 株式会社ヌールエはデザイン会社であっても、出版社ではありません。完成した本の売り方がわかりません。そこで、できることからはじめようと、地元の大型書店に委託販売をお願いすることを思いつき「この本は、目白特産本です。練馬大根が練馬の特産品であるように、この環境絵本は目白・池袋界隈でしか手に入らない特産品なのです。ですから、ぜひ取り扱ってください」という口上で、池袋の4つの大型書店であるリブロ西武池袋店、東京旭屋書店(東武百貨店)、ジュンク堂池袋本店、パルコブックセンター、そして目白の駅前の野上書店 以上5書店に限定して営業をしました。本を手にした担当者のみなさまからは、書籍のクオリティと作品テーマに好感をもっていただき、特別扱いで販売チャンスをいただいたのです。
そして、書店のみなさまのおかげで、目白・池袋エリアから半年間で約800冊を販売することができました。
リブロ西武池袋店
ジュンク堂池袋本店
東京旭屋書店池袋店
パルコブックセンター池袋店
目白野上書店
(作:イアン)
◉絵本は「Amazon」で購入できます
次回は池袋書店を入口に大きな飛躍! 韓国語版誕生のお話です。
[Episode3 : Special Thanks]
Yoshiharu SHIMIZU(ENISHI-YA)
Michio SHIMIZU(HAKUSHINDO)
Shin SHIMIZU(HAKUSHINDO)
Ryou YAMASHIRO(HAKUSHINDO)
Hiro KASHIWABARA(LOCO)
Makoto MURAMATSU(LIBRO)
Takeshi TAKEUCHI(LIBLO)
Noriko YADERA(JUNKUDO)
[15周年記念★今後の予定(タイトルは仮です)]
第1話 地球温暖化防止京都会議(COP3)の会場でデビュー
第2話 画期的!? 絵本マガジンという発明品
第3話 新潟の印刷会社と池袋の大型書店の心意気
第4話 韓国版「動物かんきょう会議」小学校副読本4万部!
第5話 ソトコトでハリィのエコ日記連載スタート!
第6話 東京コンテンツマーケット2007 静止画部門奨励賞!
第7話 東京国際映画祭とモナコでプレゼンテーション
第8話 日中共同製作アニメ「動物かんきょう会議」20話完成
第9話 NHK教育TVで全国地上波放送
生物多様性名古屋会議COP10会場で上映
第10話 地球環境映像祭「子どもアースビジョン賞」受賞
第11話 アニメをつかって環境について考える出前授業
第12話 新宿区立小・中学校「見える化」看板プロジェクト
第13話 世界の子どもたちとキャラクターづくり!
第14話 紙芝居「森のおはなし」
以下、全20話の予定
「動物かんきょう会議プロジェクト」総合プロデューサーのイアンです。
2002年7月5日に、絵本マガジン「動物かんきょう会議」第1巻が発売されました。この絵本には3つの特徴があります。
①絵本でありながら内容は現実の環境問題をテーマにしています
登場する動物たちは、棲家を追われて世界各地からドイツの森にあつまってきたという設定です。動物たちは、子どもたちが、やさしく・行動力のある大人になって欲しいと願い、《子ども同士》《親子》で考えるきっかけをつくっていきます。
②日本の作品ですが、欧米からの輸入本のテイストです
テーマが環境問題なので、子どもたちの「お友だち」目線より一段高い「お兄さん・お姉さん」目線でキャラクターをデザインしました。表紙の英文タイトルロゴ、日本語版という表記、原作:マリルゥ&イアン、絵:アンデュという表記も一種のデザインです。
③絵本では問題提起と提案まで。結論は読者が考えます
動物たちによるカンカンガクガクと白熱する話し合いは結論のでないまま日没とともにあっけなく終わってしまいます。続きは、読者同士によるコミュニティサイトWEB版「動物かんきょう会議」へと引きつがれていくのです。
絵本を入口とした、コミュニティサイトへようこそ!
[動物かんきょう会議のコンセプト図]
絵本マガジンにはコミュニティサイトへの参加チケット(IDとパスワード記載)が入っています。WEB版「動物かんきょう会議」でユーザー登録することで、自分の好きな動物アイコンを選ぶことができます。読者は、動物になって考えて、発言することができるのです。
[コミュニティシステム:i debut(アイ・デビュー) ver.1]
2000年から開発しているWEBコミュニティシステム「i debut(アイ・デビュー) ver.1」をベースにオリジナルデザインを施し2002年6月に公開しました。デザイナーとシステムエンジニアによる研究チーム”NURUECompany”によるオリジナルシステムです。mixi(ミクシィ)やblog(ブログ)が登場する前ですのでかなり先進的な取り組みといえるのではないでしょうか。
このシステムは後に東京都による新技術開発助成金事業に採択されていきます。(本助成金事業では東京都初となるソフトウエア分野への採択案件となりました)
このサイトは、NHKでのアニメーションが決定した2009年にいったん閉鎖しました。
運用実績:2002年〜2009年
登録ユーザー数3200名、つくられた発言カード1200ページ、ユニーク閲覧者数20万人
[シンプルなコミュニケーションづくり]
30秒以内の発言のイメージをデザインしました。参加者全員が「意見を言える、人の話しを聞ける」ような活発なコミュニケーションの場を目指しました。それは、異文化コミュニケーションが専門のN.H氏の「流れる水は濁らない」「壁は透けていく(越えるものではない)」という考え方に基づきます。
[絵本カテゴリーのニューズウィークをめざして!]
NewsWeekは世界の今を伝える大人向けの情報誌です。私たちはNewsWeekのような機能をもった、ニュース性とクオリティの高い《子ども〜学生向け》絵本を創りたいと考えました。時事をテーマに絵本シナリオをつくり、ニュース性はWEBサイトにあります。そこでこの作品は、絵本ではなく絵本マガジンと呼ぶことにしました。
絵本第1巻の表紙にはニューズウィークの精神を反映させました。ヒラリー・クリントン氏がホワイトハウスでくつろぐ図案をベースにイラストレーターのアンデュが書きおこしました。
(作:イアン)
◉絵本は「Amazon」で購入できます
次回は絵本誕生とその販売方法のお話です。
[Episode2 : Special Thanks]
Takayuki ANDO(NURUE)
Masaya MUTO(NURUE)
Kayo IMAMURA(NURUE)
Jin ITO(NURUE Company)
Hiroaki TOMONO(NURUE Company)
Naomi HOROIWA
[15周年記念★今後の予定(タイトルは仮です)]
第1話 地球温暖化防止京都会議(COP3)の会場でデビュー
第2話 画期的!? 絵本マガジンという発明品
第3話 新潟の印刷会社と池袋の大型書店の心意気
第4話 韓国版「動物かんきょう会議」小学校副読本4万部!
第5話 ソトコトでハリィのエコ日記連載スタート!
第6話 東京コンテンツマーケット2007 静止画部門奨励賞!
第7話 東京国際映画祭とモナコでプレゼンテーション
第8話 日中共同製作アニメ「動物かんきょう会議」20話完成
第9話 NHK教育TVで全国地上波放送
生物多様性名古屋会議COP10会場で上映
第10話 地球環境映像祭「子どもアースビジョン賞」受賞
第11話 アニメをつかって環境について考える出前授業
第12話 新宿区立小・中学校「見える化」看板プロジェクト
第13話 世界の子どもたちとキャラクターづくり!
第14話 紙芝居「森のおはなし」
以下、全20話の予定
「動物かんきょう会議プロジェクト」総合プロデューサーのイアンです。本プロジェクトがスタートしてから15年がたちました。これから毎月1話づつ全20回にかけて、どのように企画が誕生し、事業展開してきたかについてプロジェクトパートナーをご紹介しながらお話しします。まず、そもそものきっかけ。京都の環境分析機器メーカーとの出会いの物語からはじめます。
1997年12月 京都で開催された地球温暖化防止京都会議(COP3)をきっかけに、「動物かんきょう会議」は誕生しました。京都に本社がある株式会社 堀場製作所(以下 堀場製作所)が運営する環境WEBマガジン「GAIAPRESS(ガイアプレス)」のコンテンツとしてスタートしたのです。
地球温暖化防止京都会議(COP3)の会場に堀場製作所はブース出展しました。ネット上で開催している「動物かんきょう会議」の掲示板フォーラムには、環境NPOや環境問題に関心のある市民たちから多くの意見がよせられ、環境WEBマガジン「GAIAPRESS(ガイアプレス)」でも人気のある番組となっていきました。
しかし、当時のコミュニケーションツールの掲示板機能は匿名での投稿のため、内容のあるコメントもあれば、ひやかしもありと玉石混合でした。このような場では、建設的で信頼ある交流はできないと考え、2000年にサイトをいったん閉じました。
その後に、「動物かんきょう会議」のイラストとシナリオをすべて見直しました。課題となっていた「読者と信頼あるコミュニケーション」を実現するために2年の歳月をかけて独自にコミュニティシステム「i debut(アイ・デビュー) ver.1」を研究仲間と開発しました。そして、2002年7月5日に絵本マガジン「動物かんきょう会議」第一巻を出版したのです。
絵本の裏表紙には、タヌキのタックが緑の地球を虫眼鏡で観察している、本プロジェクトを象徴するイラストとともにオフィシャルパートナー「堀場製作所」からのメッセージを掲載しました。
地球をもっと見てみよう
堀場製作所は、地球を計測するさまざまな分析機器で世界をリードしているグローバルカンパニーです。1997年、京都で開催された地球温暖化会議にあわせてWeb上ではじまった「動物かんきょう会議」を後援しています。
[絵本発売がニュースになりました]
(作:イアン)
次回は、絵本誕生にまつわるお話です。
[Episode1 : Special Thanks]
Eiji KAWACHI (HORIBA)
Akimasa YUASA (L’union Publications)
[15周年記念★今後の予定(タイトルは仮です)]
第1話 地球温暖化防止京都会議(COP3)の会場でデビュー
第2話 画期的!? 絵本マガジンという発明品
第3話 新潟の印刷会社と池袋の大型書店の心意気
第4話 韓国版「動物かんきょう会議」小学校副読本4万部!
第5話 ソトコトでハリィのエコ日記連載スタート!
第6話 東京コンテンツマーケット2007 静止画部門奨励賞!
「動物かんきょう会議」は、1997年12月に(株)堀場製作所が運営する環境WEBマガジン「GAIAPRESS(ガイアプレス)」からデビューしました。
http://gaiapress.horiba.com/jp/
WEB環境マガジン「GAIAPRESS」では、《生物の多様性を知る》《なぜ・謎・ワールド》《分析がおもしろい》《地球環境を考える》という4つのテーマを切り口で多彩なコンテンツを配信しています。特に、人間とくらべてはるかにすぐれた感覚(センサー)をもっている生物たちをテーマにしたコンテンツはすばらしいです。
その一つ。「Wonder Channel(ワンダーチャンネル)」では、身近な猫やカエルからゾウやイルカ、はたまた植物やミドリムシにいたるまで「生物たちの不思議な能力」を映像で伝えます。
堀場製作所は、「地球環境」をテーマとしたオリジナルカレンダーでも有名です。
今年は、「鳥」です。
「憧れの翼」
工芸品の意匠として、絵画制作のためのスケッチとして、あるいは博物図譜として、江戸時代には多くの鳥たちが描かれています。そこには日本人にとっては身近な鳥たちに加え、海外からもたらされた珍しい鳥たちや、空想の鳥も含まれています。
2013年度のカレンダーでは、大空を自在に羽ばたくことへの憧れ、そしてまだ見ぬ世界への想いを込めて描かれた「江戸の鳥」をテーマとします。
(堀場製作所HPより)
動物かんきょう会議の絵本マガジン 巻末のスペシャルページ
堀場製作所は、地球を計測するさまざまな分析機器で世界をリードしているグローバルカンパニーです。1997年、京都で開催された地球温暖化会議にあわせてWeb上ではじまった「動物かんきょう会議」を後援しています。
(絵本マガジン「動物かんきょう会議」より転載)
2012年度からはじまった新宿区の「エコの見える化看板」プロジェクトに
「動物かんきょう会議」のキャラクターたちが参加しています。
目的は、区立小学校、中学校、幼稚園、子ども園のエコへの取り組みを、地域住民のみなさまに知っていただくことです。さらには、新宿区が「環境への取り組み」を積極的に推進している姿勢を子どもたちと父兄の方々に伝えることです。
はじめに、
3つの取り組みの見える化の図案(シンボルアイコン)を紹介します。
①雨水タンク への取り組み
ワシのワッシが雨水タンクの水をつかって“植物に水やり”していますね
②みどりのカーテン への取り組み
この取り組みは節電効果があるため、だいぶ一般化していきました。
ワニのワニールは“ゴーヤを緑のカーテン”に選んだようです。
収穫後の調理も楽しみです。
③太陽光エネルギー への取り組み
これはまだまだ事例は少ないです。これからの普及が期待されています。
トラのトラジーが太陽光エネルギーでつくった熱湯で“チャイ”を飲んでいますね。
太陽光パネルからの電気をつかってポットで湧かしたのでしょうか?
それとも太陽熱でお湯を湧かしたのでしょうか?
エコ見える化看板は、
新宿区交流都市・群馬県沼田市の森林組合の協力を得て、
檜(ヒノキ)一枚板(幅295mm 高420mm 厚さ25mm)を素材に制作した
大変贅沢なものです。
2012年度
①エコギャラリー新宿
②小学校21校
③中学校9校
④幼稚園・子ども園3施設
など34施設・合計58枚の「エコ見える化看板」を設置しました。
校門に堂々と掲げられたこの看板が、「環境問題」「間伐材」「エネルギー」などについて考えるキッカケとなり、児童・学生たち〜大人までがより具体的なエコアクションをとれることを目指していきます。
動物かんきょう会議のキャラクターたちからは、ワッシ、ワニール、トラジーの3人が 参加しました。今、タヌキのタック、ウサギのDr.ラビ、ゾウのゾウママ、ハリネズミのハリィ、アザラシのアーシィなどの他の動物キャラクターたちは出番をいまかいまかと待っています。じょじょに子どもたちとコミュニケーションをはじめていくことを計画していきます。どうぞご期待ください。
中学校★9校
◉牛込第三中学校
みどりのカーテン・雨水タンク・太陽光エネルギー
小学校★21校
◉東戸山小学校
みどりのカーテン・雨水タンク・太陽光エネルギー
幼稚園・子ども園★3施設