ビーバーのイーヴァは、カナダのアーティスト
2009年7月31日

ビーバーのイーヴァは、カナダの森林公園の沼地にアトリエをかまえるアーティスト。木を削り枝を集めてはダムをつくり、生き物が住みやすい環境を創出するインスタレーションを世界各地で行っています。川の流れをせき止めてダムを作り、その内部に住みかをつくるビーバーですが、自らの習性ともいうべき才能をさらに進化させて、インスタレーションにまで昇華させたのは、アーティストのイーヴァです。
イーヴァが川をせき止めて創った池は、多くの生き物たちに大きな恩恵をほどこします。イーヴァの池には水草が茂り、水鳥の住み処となります。数十年の歳月を経て、池には肥沃な土砂が堆積し、草が生茂り、その草を食べに草食動物が集まってくる。と、こんな感じです。
イーヴァのインスタレーションは、広い空間と長い時間をかけてじっくりと醸成され変化するアートです。さらに環境にも潤いを与えるので、エコスタレーションという新しい環境アートの分野の草分けとなっているのです。
夜行性のイーヴァ。手編みのナイトキャップと、
防水加工の動きやすい部屋着がお気に入りです。

カラスのカラオ「大都会に生きる生き物から一言いいたい!」
2009年7月3日

山であろうが街中であろうがたくましく生き抜く日本のカラス。動物かんきょう会議に、都会のカラス、カラオがかけつけました。長年、中堅の運送会社に勤務するカラオは、20人ほどのドライバーを統率する管理職。
でも、外回りが大好きなカラオは、内勤業務に満足できず、しょっちゅう、部下のフォローという名目で配達にでかけるのです。
実は、カラオは、スケボーの達人で、その世界ではかなり有名な存在。休日ともなると広場にでかけていっては後輩の指導にあたり、自らも高度なテクニックを披露して通行人から拍手喝采をあびています。配送の仕事で鍛えたからだを趣味のスケボーでも活かす! 都会生活を十二分に楽しむミドルエイジのカラオなのです。
配送の仕事はまさに天職のカラオ。鮮やかなユニフォームがけっこうお気にいり

スケボー片手にいそいそと出かけるオフのカラオ

カンガルーのルーポは子育て真っ最中の新米ママ
2009年7月3日

生後5ヶ月の息子ジョーイから、一時も目をはなすことのできないルーポ。とはいいながら、オシャレにも気をぬかない新米ママです。シドニーにある鉱物輸出会社で秘書をしていたアカカンガルーのルーポは、初産をきっかけに故郷に戻ってきました。
オゾン層の破壊が深刻なオーストラリアでは、99%UVカットのサンシェード付きベビーカーはもちろんこと、サングラス、つば広の帽子と日焼け止めクリームは必需品です。ママ友だちとのおしゃべりでも、子供たちへのUV対策がいつも話題になるほど。SNSで、世界のママたちと「子供たちのためのエコ」を語り合う毎日です。
今日も、ベビーカーとのカラーコーディネイトで装うルーポです