動物脳にアクセスしようぜ! わたしたちが「動物かんきょう会議」プログラムを開発し、取り組む理由
2019年3月15日

野生の森を探検してみよう。

動物かんきょう会議をよりエキサイティングに!

オリジナルなフェイスペイント顔料の製造が進んでいます。

 

 

 

 

間に合いました! 「せかい!動物かんきょう会議in SDGs未来都市UBE」で使用する、自然素材で作ったオリジナルなフェイスペイント用顔料セット(非売品)。Sさん、T美容研究所さんありがとうございました。

 



わたしたちが「動物かんきょう会議」プログラムを開発し、取り組む理由

 

行動生態学、自然人類学者の長谷川真理子氏のコラムより「リスク回避偏重の社会」

(毎日新聞 2018年5月13日 朝刊)

 

(中略)リスク回避の傾向は、若者の自由な発想やイノベーション、人生の目標を多様に設定する自由をも阻害していないか? 安全確保は大事だか、いろいろな意味で前人未到の領域に踏み出そうという若者を育てるには、それを許し、背中を押す社会でなければならない。私たちは、果たしてそういう社会を作ってきたのだろうか?

 

 

 

 

行動生態学、自然人類学者の長谷川真理子氏のコラムより「ヒトが全世界に広がった訳」

(毎日新聞 2018年10月28日 朝刊)

 

(中略)子どものときの感性の鋭さは独特である。そんな時は二度とない。スマホの画面ではなく、現実世界の多様さとおもしろさを経験させてあげて、この好奇心を健やかに育て上げるのが、ヒトのおとなの義務ではないかと思うのである。

 

せかい!動物かんきょう会議 in SDGs未来都市UBE。山口県宇部市のときわ動物園で3月26日・27日開催します。
2019年3月4日

 

日本初、全園生息環境展示の「ときわ動物園」へようこそ!

 

 

春休みの3月26日(火)27日(水)。日本初の全園生息環境展示が特徴の山口県宇部市の「ときわ動物園」。せかいの動物たちを間近に観察し、その生態系を知り、動物のことを学びます。動物たちから人間たちへのメッセージをテーマに未来について考えて話し合う初めてのプログラムです。アジア、アフリカ、アマゾンそして日本のサルたち。人間にもっとも近い動物「サル」族たちがいっぱいです!

 


親子でトリップしませんか。参加者募集中
(ツアー申込は締切ました)

◎宇部市の補助金が充当される特別ツアー:
日本航空さんでJALパックツアーをつくっていただきました。宇部市による助成もありお得な「親子セットプラン」となっています。詳しくは、下記「JALパック」リンクページをご覧ください。
https://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/animal_conference/

 


さあ、野生の地を旅しよう!
【ときわ動物園のご紹介】

 

 

ときわ動物園・イントゥーザワオ篇

 

リスザルアドバンチャーラフティング篇

 

 


 

せかい!動物かんきょう会議はじまる
【子どもたちへ】

地球のかんきょうが大変なことになっている!
この危機を救うのは君たちしかいない!
勇敢な諸君、君のアイデアによって地球を救ってくれ!

 

人間(おとな)たちにまかせちゃいられない! と地球上のあらゆる地域から動物たちが集まり、日本と世界の子どもたちといっしょに創発する地球会議をはじめました。

子どもたちは身近な動物になって会議に参加します。自分と異なるものに興味を持ち、相手の考えをまず聞いて、理解しようとすることの大切さや楽しさを体験します。自然の中に入って自分の感覚を研ぎ澄まします。

地球環境と動物たち、わたしたち人間の未来のために、自ら考え行動する大人になってほしいのです。そんな思いで、動物たちは世界の子どもたちと一緒にアイディアを出し合ったり、発明をしたり、問題解決にむけてカンカンガクガクの議論で盛りあがります。

合言葉は、「動物になって考えよう!」
Growing Up Together!

プログラムの構成
(1)人間から動物になって考える
(2)動物から人間になって考える
(3)動物たちへ。 わたしの環境宣言

2019年1月5日

 

 

【せかい!動物かんきょう会議とは。父兄のみなさまへ】

人類は幸せな生活の実現を願ってさまざまな革新を行ない、ルールを作ってきました。ところが現在の世界情勢はどうでしょうか。

「世界はみな兄弟」という文言はどこへやら、みな自分たちの利益だけを追求しているかのようです。 世界が予想もつかないスピードで変化している今日、わたしたちは子どもたちに何を教え伝えたらいいのでしょうか?

『子どもたちは未来の宝です』とキッズデザイン宣言(経済産業省とユニバーサルデザインを追求する企業で構成されるキッズデザイン協議会が提唱)にもあるように、子どもたちには、未来に希望をもたせるための教えや気づきを伝えなければならないと考えています。

動物かんきょう会議は、各国や各地域の立場、各動物の立場に立って、多角的な視点でものごとをとらえていきます。会議のワークショップでは、先生や生徒の立場ではなく、参加者が、ひとりの人間、一匹の動物になって、将来の幸せな地球環境をつくるための解決策を考えていきます。

合言葉は、「動物になって考えよう!」
Growing Up Together !

2019年1月5日

 


 

 


 

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動物かんきょう会議はじまる!
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絵本シリーズ「動物かんきょう会議」は1997年、京都で開催された地球温暖化防止京都会議をきっかけに誕生しました。国境など関係のない動物たちは、人間(大人)たちだけに地球を未来をまかせちゃいられない!と嘆き、ドイツの森に集まり会議をはじめましたよ。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

動物かんきょう会議 /日本語版 「はじめに」 

http://animalconference.com/jp/book/pdf/j01.pdf

 

“La conférence des animaux pour l’environnement”  /フランス語版 「はじめに」

http://animalconference.com/fr/book/pdf/f01.pdf

 

“Animal Conference on the Environment” /英語版 「はじめに」

http://animalconference.com/en/book/pdf/e01.pdf

 

 

 


 

【企画】
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所

◉動物かんきょう会議プロジェクト

原作&総合プロデューサー イアン / IAN
原作
 マリルゥ / MarieLoo

 

◉動物かんきょう会議プロジェクト

公式サイト
http://animalconference.com
・コンセプト ・アニメ視聴 ・キャラクター紹介

◉ニュースサイト
本プロジェクトの情報を配信していきます
http://animalconference.com/blog/

株式会社ヌールエ デザイン総合研究所

http://nurue.com
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-2-1
ビューシティ新宿御苑 904

SDGs未来都市UBEに集う動物キャラクターたちぞくぞくと
2019年3月3日

マレーシアからの留学生による動物キャラクターたち

 

ゾウの「ドクターヘルプ」

私はゾウの「ドクターヘルプ」です。21 才です。マレーシアから来ました。家族は2人の両親、1人の姉、2人の弟と1人の妹がいます。 私も友達がたくさんいます。 それより、私をいつも幸せにし、一人で感じることはありません。
小さい頃の時、病院に行っていつも悲しい気にします。病人を見って、助けたい気持ちをもって、医者になる気持ちが深くなります。したがって、将来に多くの人を助けてほしいです。

私の家族と私は森に住んでいます。現在、私たちの友達の数は日々少なくなっています。人間は私の友達を殺して、牙を取ってしまう。それで、私たちの体そのまま残してしまう。悲しいことだ。さらに、タイで私たちが人間の交通手段になっていることもあります。

人間に一番伝いたいことでは、 私たちは彼らの交通手段ではなく、世界の生き物だ。

 

 


 

猿のアタン

私はマレーシアで生まれた猿のアタンです。性別は男の子で年齢は21歳です。私が真面目な大学生です。家族はいませんが学校で友達がたくさんいるから寂しくありません。学校で環境問題について、研究をしています。今は、マレーシアでパーム油が人気なので油ヤシプランテーションは多くの場合、林を破壊して造成されています。そして、熱帯雨林の違法伐採が続いています。森の消失で、私たちの遊び場所や住む家店などを失いました。

人間の視点では猿は悪い動物というイメージがあります。なぜかというと猿は農作物を荒らす害獣されています。しかし、私たちのとって、人間はもっと悪いです。

人間は森林伐採をするので、猿が林から出て、外に食べ物を探します。正直、林は人間のものだけではないから、木き切ってやめてくださいという要求があります。

 

 


宇部市民による動物キャラクターたち

 

 

みみずのずっく

ぼ・ぼきゅは みみずのずっく いつも腹ペコな12歳の日本男子だ。 家族?友達? たぶんいる 目がよく見えないからわかんない

ぼきゅの大好物は泥だんご! 腹減ったなあ 最近おいしい泥だんごがなくて・・・ ぼきゅらが食べた泥だんごは栄養たあっぷりの土にかわり地球を元気にするのになあ。人間はなんで大切な土をコンクリートで固めたり 埋めたりちゃうのかな 森が消え、空気は汚れ、雨の降り方とかも 何かおかしくない?

だからぼきゅは決めた! 人間が作った硬いコンクリートを 踏み溶か し 土に戻す そんな夢のような靴を作るんだ!! 目が見えなくったって やればできる!やらなきゃ 何にも変わらない! まあるい地球がぜーんぶ泥だんごになればいいのになぁ あー腹減った うにょうにょーん みみずのずっくでした

 

 

 

マレーバクのテレマ

私は、マレーシアで生まれ育ったマレーバクの「テレマ」。マレーシア語で「テレマカシー」は「ありがとう。」生まれてきてくれてありがとうと両親が名づけてくれました。

家族はいません。でも、友達はたくさんいます。だから寂しくありません。
頭の花はマレーシア国花のハイビスカス。赤いハイビスカスは「愛と勇気」の象徴。なぜかずっと枯れないの。

胸に抱いてるのは三日月のバスケット。バスケットに入っている青い星は、引きとった「悲しい夢」「怖い夢」。愛と勇気を持って三日月を温め続けると、徐々に星の色は変わってゆき、優しい穏やかな「希望の夢」へと生まれ変わる。私はその希望の夢を子どもたちに配る「学校の先生」なの!! 辛いことがあっても希望を持ち続けてほしい。ずっとそう願ってる。

私の両親は森の奥深くで夢の売買店を営んでいたけど、人間の森林伐採により住む家店を失い、人里近くまで移ってきました。私たちバクの皮は高級な革として人間の間で人気があり、両親は…結局人間のハンターによって命を落としました。

人間は気づいていない。ひとりひとりの「このくらいなら」という無責任で身勝手な行動が、温暖化をもたらしたり、生き物を絶滅に追い込んだりしていることを。今ここで考えてほしい。生きとし生けるものが、穏やかな夢をみて安心して暮らせる世界を。ひとりひとり、愛と勇気を持ち歩むということを。

 

 

 

 

 


 

イグアナのイグー

名前は、イグアナのイグー!生まれは「メキシコ」の山奥。性別は、男で年は31歳。

独身で家族は、父、母、妹がいるんだ。友人は小学校、中学校が一緒だった幼馴染の男の子2人と女の子2人。今でもよく遊ぶ。職業は洋食屋さんでコックをしていて、得意料理はハンバーグだよ。

小さい頃はシャイで内気な性格だったけど、家族でキャンプに出かけたり、友達と野山を駆け回るうちにアクティブになったんだ。スノーボードやダイビングなど体を動かすことが大好き。

■環境への関心ごと
ダイビングで海に行くとビーチにはゴミがいっぱい。

■人間に言いたいこと
ゴミをすてないで!ゴミになるものは減らして!

 

 

 


 

のら犬のドン

おいらはのら犬のドン。生まれたのはここだから日本人、いや日本犬だな。わはは。 そしておいらはれっきとした 5 歳のイケメン男子だ。 見てわかるだろ、りりしいマユ、ぴんと立った耳、大きなしっぽ、生まれてからずっと 風呂なんか入ったことのないアブラしっとり、ヨゴレたっぷりの灰色の毛並。 おいらを育ててくれたたぬきのクーンおばさんが「ドンちゃんは真っ白な犬だったよ」 って言ってたけど、灰色の方が断然イケてるよな!

おいらのトレードマークはいつも耳に挟んでいる鉛筆と右手の金づち、そして腹巻だ。 なんたっておいらは大工だからな。 のら犬のおいらをこんなに立派にしてくれたクーンおばさんに素敵な家を建ててあげるのが おいらの夢なのさ。

こんなかっこいいおいらだけど実は 1 つだけ悩みがあるんだ。 おいら働き者の大工だろ、たくさん動くからすぐに腹が減るんだ。そんな時、ふらふらっと なって道端に落ちてるものをパクっと食べてしまうんだ。いい匂いがするんだよ、犬っての は鼻がいいからな。 それでよくおなかを壊すことがある。ついつい食べるおいらがいけないんだけど、そんなものをその辺に捨てないでほしいよなぁ …

 

 

 


 

ハヤブサのシュー

ぼくは、ハヤブサのシュー。日本の山おくにある、古いお城のてっぺんにいるよ。ぼくは、正確な年齢がわからないけど15歳くらい。お父さん、お母さん、弟とくらしている。色々な動物の友達がたくさんいるよ。仕事はお城と山を守る警備のお仕事をしているお父さんを手伝っているんだ。本当は、警備だけじゃなくて、お城の周りや山に花や木を植える園芸の仕事をめざしてがんばっている。

生まれてからお父さんとお母さんといて、そのあと弟がうまれてお兄さんになったんだ。小さいときにお城のてっぺんから落ちそうになったことがあったけど、なんとか助かって、それからは慎重になっておおきなケガも病気もしていないよ。13歳くらいからお父さんのお仕事のお城の警備を手伝っている。

最近はお城への道が整備されて、少し騒がしくなって、ゴミも多くなってきた。そのゴミは土に還らないから。でも、騒がしくなって、よろこんでいるお友達もたくさんいる。人間には、どうかなかよく、いっしょくくらしていくことを一緒に考えよう!と言いたいよ。