「動物かんきょう会議」は、経済産業省関東経済産業局が開催していた「東京コンテンツマーケット2007」で「静止画部門奨励賞」を受賞しました。このことが本プロジェクトを大きく展開させるターニングポイントとなったのです。
受賞3年後に「アニメーション番組(全20話)」になりました。
◉アニメ!アニメ!ビズより(2010年3月23日の記事)
http://www.animeanime.biz/all/2010032302/
2007年当時、本プロジェクトは10年目をむかえ、活動が停滞しておりました。2005年に名古屋で開催された「愛・地球博」の開催期間は、環境に対する関心度も手伝って公式WEBサイトへのアクセスも多く、双方向型WEBコミュニケーションも白熱しました。しかし、サイトを運営する側の環境問題に対する知識不足、ユーザーとのコミュニケーション能力などが原因で手詰まり感があったのです。
この状況をなんとかしたい!とネットサーフィンしているときに、「東京コンテンツマーケット」と出会いました。当初、「コンテンツ」という言葉に対して「???」でしたが、当方のプロジェクトとなんか関係があるかもしれないと募集締切まで数日しかない中、慌ただしくエントリーしました。
数週間後、事務局から「動物かんきょう会議」が賞に選ばれたと連絡が入りました。そして秋の東京国際映画祭TIFFが開催される六本木ヒルズ内のアカデミーヒルズを会場としたコンテンツ見本市に「静止画部門奨励賞」受賞作品としてブース出展しました。
◉2007年、2008年、2009年 3年連続で参加した「東京コンテンツマーケット」
主催:中小企業基盤整備機構 共催:関東経済産業局
コンテンツ業界デビューです。
そして、アニメーション制作会社、3D画像制作会社、テレビ局関係者、プロデューサー、音楽業界、出版業界などの方々と知りあうことができました。弊社はデザイン会社として活動してきましたので、とても新鮮な出会いをいただき、「コンテンツ業界」という存在とビジネスの考え方を知ることができました。
最大の衝撃は「日本におけるコンテンツビジネス業界は13兆円産業で、自動車産業と匹敵するくらいの市場規模があり、ゲーム・アニメなどを海外展開すればますます成長する産業である」ことを知ったことです。
そして「アニメーション作品をつくる!」と具体的な目標を定めることができました。
(作:イアン)
次回は東京国際映画祭関連イベントをきっかけにビジネスチャンス!をいただいたお話です
[Episode 6 : Special Thanks]
Tokyo Contents Market 2007,2008,2009
[15周年記念★今後の予定(タイトルは仮です)]
第1話 地球温暖化防止京都会議(COP3)の会場でデビュー
第2話 画期的!? 絵本マガジンという発明品
第3話 新潟の印刷会社と池袋の大型書店の心意気
第4話 韓国版「動物かんきょう会議」小学校副読本4万部!
第5話 ソトコトでハリィのエコ日記連載スタート!
第6話 東京コンテンツマーケット2007 静止画部門奨励賞!