日本からタヌキのタック
2010年4月20日


長野出身のタックは東京の某私立大学コミュニケーション学科を卒業後、人材派遣会社に就職したものの、仕事の内容に興味がもてないまま2年で退職し、現在は福祉関係のNPO でアルバイトをしながら自分探しをしている26 歳の青年です。
中肉中背で声が小さく、家ではいつもユニクロのT シャツと短パンを愛用しているタック。まじめで謙虚なのですが、ここ一番という時の押しが弱い損な性格。環境問題にはそれなりに関心があるけれども、積極的に日常生活の中で環境にいいことを実践していくほどの熱意でもないタック。
今は川崎市のアパートで、証券会社に勤務している5歳年上の兄と二人暮らしをしているタックですが、アクティブで押しの強い兄との暮らしはストレスも多く、一人暮らしをするためにも、正社員としてどこかの企業に就職せなばというあせりも抱える毎日です。
さて、インドア派のタックの趣味はあやとりと編み物。近所の喫茶店で開かれる、男性ばかりの編み物サークルに毎土曜に参加しては、そこで編んだ手袋やコースターを、アルバイト先のNPO で介護を担当しているお年寄りたちにプレゼントしては喜ばれているのです。ドイツで開かれた「動物かんきょう会議」ははじめての海外経験で、声が大きいブラジルのワニールに、いきなり詰め寄られてシドロモドロになってしまうのですが・・・