みなさん、「動物かんきょう会議」にようこそ!
1997年12月の地球温暖化防止京都会議と共にはじまった「動物かんきょう会議」は今年13年目を迎えました。
世界から集まった動物たちが、身近な「かんきょう」問題をテーマに、おもしろおかしく会議をくり広げ、みなさまに環境問題への興味と問題意識を喚起することをねらいとしています。
絵本版「動物かんきょう会議」では、動物たちが、身近な環境問題の7つのテーマ「森」「ゴミ」「クルマ」「エネルギー」「食」「海と川」「動物」について話し合います。
日本からタヌキのタック、インドからトラのトラジー、ドイツからハリネズミのハリィ、ブラジルからワニのワニール、アメリカ合衆国からワシのワッシ、ケニアからゾウのゾウママ、イギリスからはウサギのDr.ラビと、登場するキャラクターたちは、お国柄を漂わせる個性派ぞろい。そんな動物たちがくり広げる会議は、外国文化への無知や偏見、エゴも絡んだ、カンカンガクガクの議論に発展します。しかし、話し合いを通して、次第に相手を理解しはじめた動物たちは、地球の未来のためにできることを考えていくのです。
さて、「動物かんきょう会議」の第2のテーマは、異文化コミュニケーション。
自分と異なるものに興味を向け、理解することの大切さや楽しさを体験していただければ幸いです。
さて、今年2010年。動物かんきょう会議はTVアニメーション(5分20話)になりました。中国、インドネシア、ガラパゴス諸島、カナダ、ロシア、フランスなどから新たに参加する動物たちは、見た目も性格も強者ぞろい。
ますます目が離せない、「動物かんきょう会議ワールド」をどうぞお楽しみください。
イアン&マリルゥ