アジア太平洋地域5カ国の子どもたちが「子供の森」計画「世界子ども会議」で、それぞれの国の動物キャラクターを作りました!フィジーはサンゴ、インドネシアはヘラクレスオオカブトムシ、タイはニシキヘビ、フィリピンはカメ、インドはクジャクです。
まずは写真をご覧ください。左側が、わたしたち「動物かんきょう会議」が用意していった「動物キャラクターの試作」です。右側は、これを元に子どもたちに自由に加筆したり修正してもらってできあがった動物キャラクターたちです。いかがでしょうか、子どもたちの手が加わり動物たちがにわかに活き活きしはじめました! さらに子どもたちは、キャラクターの名前や職業、趣味、身近な環境問題などを考えてくれたのです。
フィジーのサンゴ、名前はコーラル・ダクワカ、漁師をしています。
インドネシアのヘラクレスオオカブトムシ、名前はシ・ボラン、農業を営んでいます。
タイのニシキヘビ、名前はブアカオ、タイボクシングの選手です。
フィリピンのカメ、名前はリノ・タトロンガリ、学生です。
インドのクジャク、名前はモール、ダンスの先生をしています。
さて、この「世界子ども会議」を主催した公益財団法人オイスカさんは、20年にわたり、世界28カ国の4000を越える学校で、子どもたちの森づくり活動の支援や環境教育、教育支援などを行う「子供の森」計画を展開してきました。
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今回、「子供の森」計画子ども親善大使事業2012の一環として、各国から2名の子供たち、学校教育関係者と現地スタッフの計4名ずつの総勢20名が来日し、文化交流や意見交換、被災地での海岸林再生プロジェクトの見学、地球サミットに向けた共同メッセージの発信などを行っていくのですが、5月10日(水)、11日(木)の二日間、東京の国立オリンピック記念青少年センターで開催した「世界こども会議」に「動物かんきょう会議」がコラボレーションさせていただきました。
まず初日は、アニメーション「動物かんきょう会議」より「マジカルミステリーツアー」を上映し、「動物かんきょう会議」についてお話をさせていただきました。その後、国ごとに分かれた子どもたちは、動物キャラクターの姿を修正し、衣装を変えたり、名前や職業を決めていきました。また各国の環境問題について、動物キャラクターの目線から、原因や他の問題との関連性などを話し合いました。二日目は、宿題で完成させた動物キャラクターについて子どもたちが発表しました。そして今度はテーブルをかえて、異国の子どもたち同士が一緒になって、環境問題に対して何ができるか話しあい意見を交換したのです。
それは、子どもたちだけでなく、わたしたちにも貴重な体験でした。
なにより、子どもたちの元気さとかわいい笑顔がすばらしく、真剣に環境問題のことを考えている子どもたちに感心させられました。
子どもたちが完成させてくれた5人のキャラクターは、清書をして、プロフィールといっしょに次回のメールマガジン(6月14日)で発表させていただきます。どうぞお楽しみに!
アニメーション「動物かんきょう会議」を見る子どもたち
フィジーのみなさんはサンゴくんのまわりに何を描いているのでしょう?
インドネシアのみなさんはなにやら思案中です。
タイの子どもたちは、ニシキヘビのまわりにたくさんコメントを書き込んでくれました。
インドの子どもたち、活発なやりとりでキャラクターを作り上げていきます。
フィリピンのみなさん、笑顔でなにを相談しているのでしょう。
タイの子どもたちは環境問題のプロセスをツリー型にまとめました。動物たちのイラストがかわいい!
完成した動物キャラクターといっしょに!
子どもたち、先生がた、現地スタッフのみなさん、ありがとうございました!
そして、オイスカ国際協力部のみなさん、どうもお疲れさまでした!