タイの子どもたちといっしょに作ったニシキヘビのブアカオを紹介します。
ブアカオは16歳。貧しい家に生まれたブアカオは、10歳のときに、「将来はムエタイ(タイ式ボクシング)の選手となって賞金を稼いで両親を助けよう」と決心します。ジムに通いはじめ、一生懸命からだを鍛えるブアカオですが、一方で木を植えることが大好きな心やさしい若者です。
タイの街は、自動車の排気ガスによる大気汚染、水質汚染、ゴミの増加とそれにともなうゴミの不法投棄など、実にさまざまな環境問題を抱えています。雨期には洪水がおこるのですが、それによる被害もとても深刻です。
休日、植林活動をしながら、タイの環境問題を少しでも解決したいと、友人たちと語りあうブアカオ。彼の名前は「白蓮」という意味があるそうです。