動物かんきょう会議のキャラクターたちが登場する紙芝居「森のおはなし」。この紙芝居を上演するイベント、「森のつみ木広場」を見学してきました。
公益財団法人オイスカ主催の「森のつみ木広場」は、つみ木遊びを通して、木や森に対する興味を喚起し、荒廃する日本の森の現状を子どもたちに教え伝えているプロジェクトです。
全国各地で開催されていますが、去る10月31日、わたしたちのオフィスの近く、中央区立中央幼稚園でのイベントにうかがいました。
わたしは途中から見学させていただいたのですが、会場にはいると、すでに、おおぜいの園児たちとお母さんがたがつみ木遊びをしている真っ最中。最初は、子どもたちはそれぞれ個々に作品を作っていたそうです。その後、お友だちの作品を見てから、一度、その作品を崩すのです。そして、二度目のつみ木遊びでは、いつのまにか、隣どうしの子どもたちが協力しあいながら、スカイツリーや、アンパンマンなどを作りはじめました。約一万個あるというつみ木を使って、子どもたちは、自分の背丈よりも高い塔や、床の上に長く続く列車など壮大で複雑な建築物を積み上げていきます。
それぞれの作品を鑑賞したあとは、みんなでつみ木を片づけました。
そして、最後に、日本の森のおはなしが描かれた紙芝居が上演されたのです。登場キャラクターの「森のモーリー」や、「タヌキのタック」などの声音を上手に使い分ける語り部の方の演技に、子どもたちは夢中で魅入っています。わたしも思わず引き込まれていました。紙芝居って、本当に楽しいですね!
森からやってきたたくさんのつみ木で遊んだことも、動物が登場する楽しい紙芝居「森のおはなし」も、子どもたちはいつまでも覚えているに違いありません。
一心不乱につみ木で遊ぶ子どもたち
みんなで作った「つみ木の町」ができました!
子どもも大人も紙芝居「森のおはなし」にひきこまれて……