【新宿区の広報で紹介されました】「せかい!動物かんきょう会議 in 大久保」
2017年12月21日

(以下、新宿区広報サイトからの転載です)
http://www.city.shinjuku.lg.jp/whatsnew/pub/2017/1215-02.html


「せかい!動物かんきょう会議 in 大久保」を開催
動物の目線で地域の環境問題を考えよう

今日15日、区立大久保小学校(大久保1-1-21、校長:加藤 雄一)で、「せかい!動物かんきょう会議 in 大久保」が開催された。

「せかい!動物かんきょう会議」は、子どもたちがさまざまな立場を表す動物キャラクターになり、人間以外の第三者視点で環境問題について考え意見を交わすワークショップ。
大久保にあるカイ日本語スクールの留学生16名がインストラクター役となり、環境学習と異文化コミュニケーションを目的に、5年生の総合的な学習の一環として、今月6日・13日・今日15日の全3回で行われた。

1日目、2日目は、会議に参加する動物のキャラクターづくりや動物になりきるイメージをインストラクターの実演などを参考にグループに分かれ体験。最終回の今日は、これまで作り上げた動物のキャラクターになりきって、「動物が人間の行為で受けている被害」をテーマに話し合った。
会議では、それぞれがキャラクターになりきって「人間が、自分たちが住みやすくするために、私の住んでいる森の木を伐採したことで住処が減ってしまった」「山に住んでいるけれど、人間がハイキングやバーベキューなどをしにやってきて、ごみを捨てたり火事を起こしたりしている」など、人間の行為で困っていることを挙げ、班ごとに原因や解決策、人間に言いたいことを話し合い発表した。
意見発表の後は、インストラクターと子どもたちがそれぞれの動物のモノマネを披露する「動物フェスティバル」で盛り上がった。

今回のワークショップを終え、動物の目線で環境問題を考えたことについて子どもたちは、「人間の目線ではわからなかったことが見えた」「人間がしていることがどういうことなのか考えることができた」「人間だと『これくらいいいや』と思うことも、動物の目線になるとイヤだと思うということがわかった」などと話してくれた。(2017.12.15)

問い合わせ:教育調整課企画調整係 電話 03-5273-3074

 

 


新宿区プレスリリース 平成29年12月21日 木曜日

【Report】留学生がファシリテーター役に! 「せかい!動物かんきょう会議 in 大久保」(全3回)
2017年12月15日

 

今日はカイ日本語スクールの留学生たちがつくった「せかい!動物かんきょう会議in大久保」の3日間にわたるプログラムの最終日。想像を超えた見事なコミュニケーション力が発揮され大盛りあがりの大団円でした。異文化がポジティブに発揮された時になせるワザです。

16名の留学生たちがファシリテーター役となり、2クラス40名の児童と動物視点で、テーマ「動物たちが人間から受けている被害」について白熱会議をしました。話し合いを進めていく中で動物たちのほぼ全員が人間のことが嫌いになりました。中には、人間をやっつけたいという動物までいます。

終盤、小学校の担任先生に進行をバトンタッチ。先生が「今から君たちは動物から人間にもどりますよ。はい、お面をとって!」そして「人間である君たちは、動物たちのために今からなにができるかな? 意見がある人、手を上げて!」と場面展開しました。最初はパラパラでしたが、同級生の発言を聴きながらどんどん上がる手、手、手。その時の子どもたちの一瞬ハッとした表情と手をあげる姿が印象的でした。

動物会議後には、陽気なバーブ・ウママン司会で動物モノマネショーゲーム。留学生、そして子どもたちが動物キャラクターになりきって芸をします。大きな歓声、満面の笑顔が広がります。

終わりの挨拶は学生たちのそれぞれの母国語(スペイン、中国、アメリカ、ベトナム、インド、イタリア、スイス、チリ、ブラジル、イギリス)で「ありがとう」を掛け合いました。

外国人留学生と小学生という、これまでで“最大級”の異文化ギャップを「チャンス」ととらえ、果敢に持ち前のクリエイティブ力を発揮し、マゼコゼチームを明るく見事にまとめあげたのが監督のアンドレアさんと担任の中村先生と坂内先生です。カイ日本語スクールの留学生のみなさん、感動しました。どうもありがとう!

 

2017年12月15日
動物かんきょう会議プロジェクト

総合プロデューサー イアン

 

 


WACEオリエンテーション:
2017年9月8日(金)11時〜12時50分:カイ日本語スクール

WACE講習日:
11月6日(月)11時〜12時50分:青山学院大学
11月13日(月)・20日(月)・27日(月)各回11時〜12時50分:カイ日本語スクール

子どもたちと顔合わせ(インタビュー):
2017年11月22日(水)11時00分~12時15分:新宿区立大久保小学校

 

「動物かんきょう会議 in 大久保」開催(3日間):
2017年12月6日(水)
「動物キャラクターづくり」
動物になって考えるという”視点”を伝える

2017年12月13日(水)
「動物キャラクターになりきる」
参加者全員が自己紹介しあい”個性”を知り合う

2017年12月15日(金)
「動物かんきょう会議」
動物目線で考え、発想する”新体験”を提供する

各回10時40分~12時15分:新宿区立大久保小学校

 

参加者:
カイ日本語スクール(18名)、新宿区立大久保小学校5年生(40名)

学生指導:
中村雅子、坂内香織、アンドレア・ゴッバト

WACE講師:
イアン、佐藤洋一

協力:
山田歩実・勝間美帆(青山学院大学玉木ゼミ)、中山亮、筒井公子

 

主催:
カイ日本語スクール ヌールエ デザイン総合研究所

協力:
新宿区地域文化部多文化共生推進課 新宿区教育委員会
キッズデザイン協議会 青山学院大学 博進堂

 


 

 

 

 

 


異文化ギャップを埋めるためのさまざまな演出や工夫は、期末試験で忙しい合間を使って、学生たちが自らあみだしたもの。ファシリテーターの表情には自信があふれています。

 

8M-1 チーム

コロコロ猫のコロ(チリ)
第1回・司会

 

馬のバーブ・ウママン(アメリカ合衆国)
第3回・モノマネゲームショー司会

 

バッファローのクサ(ベトナム)
第2回・説明

 

スローロリスのロリー(イギリス)
第1回・司会

 

サンケンのアオちゃん(台湾)
第2回・司会

 

牛のうしそう〜(スペイン)
第2回・司会

 

ロバのロバート(スペイン)
第3回・パフォーマー

 

 

8M-2 チーム

ユニコーンのまこと(アメリカ合衆国)
第2回・司会

 

さるのハヌ(インド)
第1回・司会

 

のら犬のワン(台湾)
第1回 第2回・説明

 

めがねざるのサラ
第2回・司会

 

さるのさるるん(台湾)
第3回本番・司会

 

セームのサム(スイス)
第3回本番・司会

 

 

かものかもっこ(イタリア)
監督

 

 


記念撮影

 

(左から)中村先生、坂内先生、松尾先生、ニュンさん、アンドレアさん、ダビドさん、スダカルさん、チューセンさん、カリナさん、アレックスさん、ゲンさん、ホセさん、クリステルさん、レンさん、コウさん、(リアさん、チェンさん、リチャードさん、マリアナさん、リビオさん)そして山本校長

ありがとうございました!

 



プロジェクト活動証明

上記の者が「せかい!動物かんきょう会議」プロジェクトに参加し、
10週間に渡り多くの日本人と関わりながら、異文化と幾多のコミュニケーションギャップを乗り越えました。その結果、最終ゴールである小学生との動物かんきょう会議のファシリテーションを完遂したことを讃え、ここに称します。

2017年12月22日


 

 

【終了】絵本マガジン「動物かんきょう会議」(1〜4巻)を寄贈します。【限定30セット】
2017年12月11日

絵本マガジンの応募は終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

 

日本教育新聞掲載広告(2017年12月11日発行)をご覧の、
全国の小学校・中学校の関係者のみなさまへ。

絵本マガジン「動物かんきょう会議」(日本語版・1〜4巻)を寄贈します
【30セット限定】


ご希望の方は

動物かんきょう会議プロジェクト事務局
zomama73@gmail.com宛に、
メールにてご連絡をお願いします。

担当者より返信いたします。

応募締め切りは12月22日(金)

 


 

上:日本語版 右下:韓国語版 左下:中国語版

 

身近におこる環境破壊に危機感を感じた世界の動物たちが、人間たちには「もうまかせておけない」と、ドイツの森でかんきょう会議を開催します。

集まったのは、ドイツからハリネズミの「ハリィ」、 アメリカからワシの「ワッシ」、インドからトラの「トラジー」、 日本からタヌキの「タック」、ブラジルからワニの「ワニール」、 イギリスからウサギの「Dr.ラビ」 、ケニアからゾウの「ゾウママ」。6巻からは韓国から犬の「キイヌ」、北海からアザラシの「アーシィ」、フランスから雄鶏の「ジャン」、中国から竜の「リンリン」が加わり、7巻にハイエナの「ハイダラ」が加わります。主にこれら12匹の動物たちを中心に身近な環境問題をテーマに話しあいます。

7つのテーマ
「森」「ゴミ」「クルマ」「エネルギー」「食」「海・川」「生物」

 

 

日本教育新聞社記事(2017年12月11日発行)

【ワーク】動物になりきるためのアクティビティ
2017年12月9日

「動物になりきるためのアクティビティ」は、動物キャラクターのバックグラウンドをよりクッキリをさせることを目的としています。ここでは、多様なタイプの動物キャラクターからインタビューを受け、それに応えることをとおして、自分がクリエイトした動物キャラクターの「謎」にアプローチしていきます。性格の違う人とグループになることで、自分では思いつかない質問、思いがけない発見、思いがけない考え方が引き出され、どんどんキャラクターの性格が完成されていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日経新聞全面広告で「第11回キッズデザイン賞」最新受賞作品案内
2017年12月9日

11月29日(水)の日経新聞朝刊にて「第11回キッズデザイン賞」最新受賞作品が全面広告が掲載されました。

1997年から20年間、多くの仲間と先輩方からご支援をいただき育った「動物かんきゅう会議」の新企画「日本と世界の子どもたちが創発。せかい!動物かんきょう会議」の受賞(優秀賞・消費者担当大臣賞)が全国紙で発表されました。とても時間がかかりましたが、諦めずに活動してきてよかったです。

(イアン)

 

 

【テーマ:食】小林惠智さんから学んだ「もったいない」の意味
2017年12月9日

2017年10月にインドネシア、ミャンマーそして日本の子ども・大人たちと「せかい!動物かんきょう会議 in 南伊豆」を開催しました。それに先立ち、伊豆ユネスコ自然学校にて合宿をしました。

私たちは朝の小林惠智さん(伊豆ユネスコ自然学校代表)のお話で、
『もったいない運動』をもっと日本から世界に発信することの大切さを学びました。

わたしたち日本の食料自給率は38%と低く、その大半を海外からの輸入に頼っています。しかし、その反面、食べ残し等によって1/4もの食料がゴミとして廃棄されています。

日本で廃棄される「食べ物」の総量は、世界の飢餓を救える総量以上であるそうです。

人間のために、牛や豚、鶏、魚などの動物たち、そして穀物や野菜などの生命が消費されています。わたしたちは、調理された食事を「おいしい」や「まずい」とは感じても、そこに「生命」を感じることはほとんどありません。人間の生命を持続させるために、犠牲となる生命があり、その1/4が無駄に廃棄されています。

食前の「いただきます」というの挨拶は、
「わたしの命のために、あなたの命をいただきます。そして、自分の命を生かします。あなたの命を無駄にはしません。」という感謝と誓いの言葉だということを学びました。

食育のテーマとして、オーガニックな食材、健康にいい食生活、地産地消などだけでなく、この『食のたべのこし』を「動物かんきょう会議」の第一のテーマとすることが必要だと再認識しました。そして、世界的視点にたって、この事実を子どもたちに伝えたい。自分ファーストの「食育」から、世界からお腹を空かせた人たちがいなくなる「食育」、生命が大切にされる「食育」について考えるきっかけを提案していきたい。提案していくと決めました。

(文:イアン)

 


伊豆ユネスコ自然学校の朝。邦さんが準備してくださった「禅の朝ごはん」

豆乳がゆ・根菜のきのこ汁・大根煮物・漬物

 

 

 

 

 

 

 

 

 


絵本シリーズ「動物かんきょう会議」 第5話「グルメが地球を滅ぼすの?」より

 

ここでまたもや口をはさんだDr.ラビ。
「コホン、ちなみにですね。日本では供給した食料の4分の1が無駄にされています。ハイ」
トラジーが身をのりだしてきました。
「それはほんとうかい? わしの国ではほとんどの仲間がいつも腹をすかしているというのに・・・ふむ」

 

「はいっ。世界では人口の約7分の1つまり10億人以上の人類が常に飢餓状態にあります。そして・・・」
もったいぶって深呼吸したDr.ラビ。
「なんと毎日、4万人ちかくが餓死しております・・・」
「・・・」動物たちはあまりのショックに声もでません。ワニールが声を震わせました。
「世の中狂ってるぞおっ・・・世界のほんの一部の連中がグルメブームとかいっては地球の食料を食いあらしてるせいだっ!」

 


 

日本教育新聞(2017年12月11日発行)の記事より

 

 


 

ドイツでの食肉産業の現実を伝えるZDFのドキュメント番組「家畜動物たちの日常」。痛みを伴う屠殺が法律で禁止されているドイツで、最新システムで運営する食肉工場にカメラが入ります。また、にわとり、七面鳥、豚や牛たちの日常と、動物たちの瞳に映る映像がわたしたちに問いかけます。

 

ドイツZDF ドキュメンタリー番組
「家畜動物たちの日常」

https://www.zdf.de/dokumentation/37-grad/unser-taeglich-tier-huehnchen-massenproduktion-in-100.html

Unser täglich Tier

Eine moderne Fleischfabrik schlachtet bis zu 22.000 Schweine oder 240.000 Hähnchen am Tag. 37 Grad blickte im Jahr 2014 hinter die Kulissen Fleischfabriken und gibt Einblicke in die Tierproduktion.

Beitragslänge:
44 min
Datum:

 


ドイツZDF ドキュメンタリー番組

「家畜動物たちのトランスポート」

https://www.zdf.de/dokumentation/37-grad/37-geheimsache-tiertransporte-100.html

Geheimsache Tiertransporte

Millionen Tiere werden jedes Jahr durch Europa transportiert, bis nach Nordafrika. Rinder und Schafe sind oft tage- oder wochenlang eingepfercht auf Lastwagen und Schiffen unterwegs.

Beitragslänge:
44 min
Datum:

 

【ご案内】せかい!動物かんきょう会議 in 大久保
2017年11月26日

2017年12月に「せかい!動物かんきょう会議 in 大久保」を実施します。
留学生がインストラクター役になる初めての取り組みです!

3つの特徴。
(1)全4回のワークショップで留学生がインストラクターになります。
(2)留学生が小学5年生2クラスの児童に全3回の体験アクティビティを実施します。
(3)最終回では、大久保の環境問題について、動物目線になって考え、発表します。

主催:せかい!動物かんきょう会議プロジェクト、カイ日本語スクール
協力:新宿区

 

最終回の会場は体育館です。

 

 

インストラクター役になる世界から集まった留学生たち18名とのワークショップの風景。

 

 



1日目 【目標:人間から動物へ】

動物会議に参加する動物キャラクターをつくります

【第1部:ダイアログ】
①動物かんきょう会議とは?
②インストラクター(留学生)が動物キャラクターで自己紹介

【第2部:ワークショップ】
③動物キャラクターづくり
④みんなの前で発表


2日目 【目標:動物キャラクターになりきる】
インストラクター(留学生)が子どもたちの個性を引き出します

【第1部:ダイアログ】
①動物になりきるイメージを留学生が実演する

【第2部:ワークショップ】
②動物キャラクターの役づくり ③みんなの前で発表


3日目 【目標:動物になって考える】
大久保地域の環境問題を動物キャラクターの視点で考え、表現する

【第1部:動物かんきょう会議 ワールド編】
①会議の進め方について ②動物会議

【第2部:発表する】
③多様な意見を整理する ④子どもリーダーが発表する

【第3部:フェスティバル】
⑤会議が終わって、楽しみます

(おわり:動物から人間へ)

 

【原作者より】動物キャラクターづくりワークについて
2017年11月24日

【ワーク1】
動物かんきょう会議のワークショップでは、はじめに参加者と「動物キャラクター」づくりをします。そして、動物キャラクターとして自己紹介しあいます。


絵本シリーズ「動物かんきょう会議」に登場する動物キャラクターたちを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

【パートナー紹介】共同開発プロデューサー。モントリオールのAudioZ社代表からのメッセージ
2017年11月18日

私たちはモントリオールに拠点をおきグローバルに活躍する音響製作会社AudioZと、新作「せかい!動物かんきょう会議(W!ACE)」シリーズを共同開発しています。2015年11月、JETROの地域間交流支援事業による練馬区・ケベックミッションに参加させていただいた成果です。

AudioZの代表ラフォレ氏からよせられたメッセージは、本プロジェクトの意義をさらに深くしていくものでした。

(前略)

私の方といえば「せかい!動物かんきょう会議」の件が脳裏を離れずほぼ毎日のように考えを巡らせておりました。

私がヴィーガン(完全菜食主義者)になった理由は、動物に対する残忍な扱いに疑問を持ったこと、さらには食肉生産が環境にもたらす破壊的な影響や自身の健康に対する脅威に危惧を抱いたことなど複数の理由が重なった上での決断でした。

プロジェクトに関してですがAudio Zはゆっくりと慎重に時間をかける形で取り組んでいます。Audio ZはWACEに対してチームを立ち上げる必要を感じています。と言いますのも貴殿のこの素晴らしいコンセプトを西洋人の感覚によりフィットする形でサポートすることが肝要だと感じるに至ったからです。

(中略)

「せかい!動物かんきょう会議」プロジェクトは冒険心溢れる内容であるばかりかとても興奮させられるプロジェクトだと思います。子供のみが現在の環境問題が提示する深刻な事態から地球を救うことができる、わたしは心の底からそう思います。

(中略)

当プロジェクトはプロジェクト自身が内包する複雑性ゆえに当初考えていたものより挑戦的なプロジェクトになったと感じています。この複雑性を構成しているのはワークショップ、アニメーション、絵本、そしてドキュメンタリーという4つのフィールドであり、そのそれぞれが際立った専門知識で構築されています。

Audio Z
Serge Laforest

 

 

 

 

 

 

 


 

ドイツZDFの番組をご案内します。

にわとり、七面鳥、そして豚たちの生産現場のドキュメンタリーです。映像からだけでも十分に伝わってきます。

https://www.zdf.de/dokumentation/37-grad/unser-taeglich-tier-huehnchen-massenproduktion-in-100.html

 

 

 

 

 

朝妻秀子講師による『動物脳を目覚めさせろ!』
2017年11月17日

動物かんきょう会議プロジェクトの活動を通して発案した、AI時代に活躍するワタシになるためのアイディアが「キャラクターラーニングメソッド(CLM)」です。

社会人向けに朝妻秀子講師によるエントリーワークショップ『動物脳を目覚めさせろ!』を実施。長年の心理療法の現場からの具体的なエピソードには説得力があり、この着眼に到った過程を参加者と共有しました。

主催:キャラクターラーニングメソッド株式会社

 

 

 

 

 

【Project】せかい!動物かんきょう会議 in 大久保
2017年11月17日

『せかい!動物かんきょう会議 in 大久保』は、18名の留学生がインストラクター役となって、2クラス40名の大久保小学校の児童と全3日間のアクティヴィティを実施するというチャレンジです。KAI日本語スクールの先生方と進め方についてディスカッションを重ねています。

 

 

 

 

【Report】黒田秀雄先生のBOP 研究会にてプレゼン&ダイアログ
2017年11月2日

黒田秀雄先生のBOP 研究会にて「せかい!動物かんきょう会議」プロジェクトを発表する機会をいただきました。

第1部は当方のプレゼンテーション、第2部では参加者と動物キャラクターになってのダイアログ。みなさんなりきりが上手。個性が表現されていて笑顔です。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

懇親会ではいつもの仲間から、キッズデザイン賞での消費者担当大臣賞受賞を祝っていただきました。嬉しいです。黒田先生、いつも気にかけていただきありがとうございます。ごちそうさまでした。

 

 

 

懇親会ではいつもの仲間から、キッズデザイン賞での消費者担当大臣賞受賞を祝っていただきました。嬉しいです。黒田先生、いつも気にかけていただきありがとうございます。ごちそうさまでした。

【伊豆のアクティビティ】全体像。萱場さんのマインドマップより
2017年10月28日

動物かんきょう会議プロジェクトでは、人間脳に加えて、動物脳に働きかけることで「五感以上の感覚」とつながる体験プログラムを目指しています。

「世界のイノベーションは、常に個人的な勘と閃きから生まれた。そして、やった奴にしかわからない」

3年前から、マインドマップのプロインストラクター、萱場さんは私たちのプロジェクトの仲間です。「拡張思考」の見える化は見事です。マインドマップは、「せかい!動物かんきょう会議」には欠かせないものです。

 

【Good Job!】一角サイの「リノ」さん。フェイスペイントでなりきりました!
2017年10月26日

「せかい!動物かんきょう会議 in 南伊豆」でもっともフェイスペイントでインパクトがあったのは、インドネシアからきた「一角サイのリノ」さん。仕掛けたのは、隣に座る日本の子ども「ダンス好きのクマ子」さん。

最初の頃は、相手の顔にペイントすることに戸惑っていたクマ子さん。
明るいリノから何度も「だいじょうぶよ! OK、カモ〜ン♩」と呼びかけられていくうちに、リノの特徴「白い角」を描くため、鼻頭に白い顔料をベチャリ。その後は、筆がどんどん進んでいきました。リノのあまりのインパクトにみんな大受けです。インドネシアから来日した先生と、日本の子どもとの、すばらしいコミュニケーションでした!

 


【フェイスペイント前】

【フェイスペイント後】

【一角サイのリノの原画】

【はじまったら止まらない】

【動物かんきょう会議でのリノ】


【明るい演技で盛り上げてくれました!】

 

 

【動物会議】日頃から感じていること、 人間たちへ言いたいことなどを聴きながら進行します
2017年10月25日

世界チームはインドネシアとミャンマーの子どもたち5名と、学校の先生、オイスカスタッフ(通訳)で4名、計9名。日本チームは青山学院生4名と一般人6名、計10名、合計19名で会議しました。4つのテーブルに別れて、各自が持参した「動物キャラクター」を紹介後、「動物の絵」からインスピレーションしたイメージを日本と世界がペアになって、お互いにフェイスペイントします。

 

【せかいの動物たち】

 

各テーブルには、世界の子どもたちを中心に5〜6人でチームをつくります。リーダーが進行役になり場をナビゲートしながら、動物たちから情報を引き出していきます。

「スマトラトラのマウマウ」の自己紹介を動画で一部を紹介します。
「森に住んでいる7歳。小学2年生。家族は3人でおかあさん、おとうさんと妹がいます。友達は、象、蝶々とカラスです…」 とつづきます…

 

【せかい!動物かんきょう会議 in 南伊豆(その4)】スマトラトラのマウマウの自己紹介。森に住んでいる7歳。小学2年生。家族は3人でおかあさん、おとうさんと妹がいます。友達は、象、蝶々とカラスです… とつづきます

イアン 筒井さんの投稿 2017年10月23日(月)

 

昼食後は、いよいよ動物会議がはじまります。
リーダーはミャンマーやインドネシアの動物たちが日頃から感じていること、「人間たちへ言いたいことはありますか?」などと質問し、上手に考えを引き出しながら会議を進行していきます。

「人間と動物は共存できると思いますか?」
「他の動物たちは、どう思っていますか?」
「人間にどうしてもらいたいですか?」

ワールドカフェスタイルで定期的にシャッフルし、多彩な動物たちの意見を聴き、意見を伝える体験をとおして、自分の考えを深めていきます。

そして終盤、会議に参加した動物は、他の動物たちへアイディアや感想、意見等をプレゼントしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【日本の動物たち】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Report】せかい!動物かんきょう会議 in 伊豆ユネスコ自然学校
2017年10月24日

今回は、公益財団法人オイスカが招聘するインドネシアとミャンマーの子どもたちと、動物になって未来を考える「せかい!動物かんきょう会議 in 伊豆ユネスコ自然学校」を計画しました。台風21号の接近の影響で、伊豆ユネスコの森の中でのアクティビティは断念。近隣の下賀茂熱帯植物園を貸し切っての雨天プログラムに急遽変更しました。

内容は残念ながら半分になりましたが、世界の子どもたちとの交流は、いつもわたしたちのマインドを、素直な明るさを持ってリセットしてくれます。オイスカの皆さん、博進堂・青山学院・伊豆ユネスコクラブ・他関係者・参加者の皆さん、ありがとうございました。以下、簡単なレポートです。

動物かんきょう会議プロジェクト
代表:筒井一郎(イアン)


日時:2017年10月22日(日) 10:00 – 17:00
会場:南伊豆 下賀茂熱帯植物園

主催:
せかい!動物かんきょう会議プロジェクト
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所
公益財団法人オイスカ
株式会社博進堂
青山学院ヒューマン・イノベーション・コンサルティング株式会社

協力:
株式会社キャラクターラーニングメソッド
株式会社ジェイブレインホールディングス
株式会社カヤバ
伊豆ユネスコクラブ

協賛:
赤田物産株式会社

 


オイスカニュースより

On 22nd October, the CFP goodwill ambassadors participated in the workshop on the environment in Izu. Because the typhoon was approaching, the venue was changed from in the forest to the seminar room in the botanical garden. The children and the Japanese participants made animal characters and were divided in 4 groups. They discussed about the environment problems in each country and how to solve the problems from the perspective of the animal characters. Through the workshop, the children realized again the problems which their country had and learned the various ideas and opinions to solve those problems.
We will stay one more night in Izu, but tonight the typhoon will make its closest approach here. Hope it will pass over soon without leaving any damages.

22日は、伊豆にて「世界!動物かんきょう会議」のワークショップに参加。台風が近づいていたので、森の中で予定していたワークショップは植物園のセミナー室に場所を変更して行いました。子どもたちと日本人の参加者たちは、動物のキャラクターを作り、4つのグループに分かれて、各国の環境問題やその問題をどうやって解決すればよいのかを動物キャラクターの視点から話し合いました。親善大使の子どもたちにとっては、課題を共有することで、自分の国の問題が抱える問題に改めて気付くとともに、問題解決に向けたさまざまなアイデアや意見を学ぶ機会になったようです。今晩は台風が最接近。何事もなく過ぎ去りますように。

 


 

【動物キャラクターの紹介(インドネシアチーム)】


スマトラトラの"マウマウ"

スマトラゾウの"ブーブー"

エランジャワ(ワシ)の"ガルーダ"

 

【動物キャラクターの紹介(ミャンマーチーム)】

ありの"ミースーティ"

シラサギの"ボーシュエビャイン"

一角サイの"リノ"

亀の"ニュニュ"

しかの"カカ"

うしの"ミーミョ"

 


【動物キャラクターからのインスピレーションをフェイスペイントで表現】

 

 

 

 

 


【各チームでポーズ】

 

 

 

 


【熱帯植物園を見学】

 

 


【せかいの動物たちとかんきょう会議】

 

 

 

 


【各チームのリーダーを中心に話し合った内容を発表】

 

 

 

 


【みんなで踊った】

 

 


【記念写真】

 

 

 

長時間お疲れさまでした!

 

 

 

 

 

【キッズデザイン賞】審査員によるオープニングトークより
2017年10月24日

 

益田氏:
動物かんきょう会議とは、すごく良いテーマだと思います。
自分たちが今、買うもの、あるいは食べるもの使うものというのはそれはどこで誰が作っていてその影響がどのようになっているかということを知ろうとする気持ちというのはすごく大切だと思います。

動物かんきょう会議は、自分が動物の立場になって考えるというすごく深みがあるのですが、自分たちが何かを買って使う、それは動物たちの生態や暮らしにどのような影響があるのか、命にはどう影響するのかを見ていくと、その想像力がとても広がっていくのですね。

そうなると大人が勝手に「安いから買ってきたよ」ということに対して、子どもたちが「ちょっと待ってよお母さん」という批判力がついてくるわけですね。

そうしないと我々にとっての幸せというのは誰かの不幸の代償という関係が死ぬまで見れない人間になってしまいます。そうするといくら我々が手厚く子どもの安全をと言ったところでおそらく世界には受け入れてもらえないですね。

冒頭でも申しましたが我々だけが幸せになれば良い、我々だけがお金が儲かれば良いというものでは絶対にありません。

世界中の中でも一番お金持ちの一番重宝されている子どもたちをさらに大切にしますと言ったところで、明日のご飯をどうやって食べさせるか悩んでいるお母さんが世界中にいっぱいいるわけですから、そういう人たちの共感など受けられるわけがありません。そこはこれからの日本は特に注意深く考えていく必要があります。

 

赤池氏:
そうですよね。そういう意味でも内閣府は偉いなと思いまして。
環境大臣賞だとジャストなのですが、そうではなく生物多様性に意識した消費活動に決めたということはきちんと意味を深読みして消費者担当大臣賞ということは、ちゃんと見識があるなと思いました。

そうい意味ではSDGsシリーズで17のゴールがあるので生物多様性だけではなくて消費活動ひとつとっても様々な可能性があるのだということそういういくつかのウインドウの中から子どもに対する消費活動の啓発というのは今回の動物かんきょう会議以外にも様々な展開が可能ですよね。

 

益田氏:
そうですね。
紅茶の話ですが、どこで採れた紅茶なんだ?という話ですね。
どうしてコーヒーは赤道直下のコーヒーベルトで採れるのか、その後、すぐにあっという間に植民地政策に繋がっていくわけですよね。
そういうことを大人は知りたくない。
それをお金に変えることばかり考えていますね。

子どもの方が、おそらく気づいて選択していくと思うのですね。
そういうことをこの賞が少しでも手伝えればすごく良いことだと思うのですね。

(中略)

 

 

赤池氏:
価値というのは確信されているわけですね。さっきのトレインもそうですよね。

合理的に通勤通学の足になるだけではなくてちゃんと乗っている人は地域の景観を楽しむとか、価値とか意味をもう一度見直すことで、もしかすると、ありもののままでもチャーミングなキッズデザインというものがいつでも生み出せていけるのかなと思っています。

 

益田氏:
キッズデザインと言っていますが、このまま放っていくと段々とシニアデザインに繋がっていくと思うのですよ。

実はそういう軸で見ているデザインはないのですよ。今はキッズですが50年、60年経つと間違いなくシニアになっていきます。つまり高齢者デザインでもあるのです。少し変な言い方ですけど。人の一生というものをスケールとして持っているデザインという風に考えるととても広がりがあるような気がします。

それとインターナショナルなプログラムの展開、同じ人間なのだからというそれができてきたら、非常に面白い視点が生まれてくるような気がします。

 

【Workshop】せかい!動物かんきょう会議 in KAI日本語スクール
2017年10月19日

大久保のKAI日本語スクールで日本語を勉強している留学生たちと、地元小学校の子どもたちとで12月に交流プログラム「せかい!動物かんきょう会議 in 大久保」を実施します。

第1回オリエンテーションでは、インストラクター役の留学生たちが、動物キャラクターをクリエイトするワークショップを体験しました。

 

 


【募集終了】せかい!動物かんきょう会議 in 伊豆ユネスコ学校
2017年10月5日

 

せかい ! 動物かんきょう会議 in 伊豆ユネスコ自然学校

「動物になって考えよう」が合言葉! 大自然の中でさまざまなアクティビティを体験します。 そして、日本と世界の子供たちが地球の未来について話しあい、考えあいます。今年は、ミャンマー とインドネシアから植林活動や環境を守る活動をしている子どもたちの代表が来日します。動物 になってワイワイガヤガヤ。いつもと違うたった2日間が、一生忘れない体験となるでしょう。 ※基本言語は日本語です。(各国言語の通訳がつきます)

 

日 時 :2017年10月21日(土)・22日(日)
集合場所:10月21日(土)14時 伊豆急下田駅改札前
会 場 :南伊豆ユネスコ自然学校
募 集 :小・中学生 4名(終了)
参加費 :子ども 8,000円(宿泊費+食費+交通費等)
※現地までの交通費は各自負担(新宿駅集合コースの場合、スタッフが同行します)

主催:
せかい!動物かんきょう会議プロジェクト
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所
公益財団法人オイスカ
株式会社博進堂
青山学院ヒューマン・イノベーション・コンサルティング株式会社

協力:
株式会社キャラクターラーニングメソッド
株式会社ジェイブレインホールディングス
一般社団法人日本茶アンバサダー協会
株式会社カヤバ
伊豆ユネスコクラブ

協賛:
赤田物産株式会社
株式会社利招園茶舗

問い合わせ:株式会社ヌールエ デザイン総合研究所(担当:筒井)
ian.tsutsui@gmail.com

 

 

 

主なアクティビティ

【1日目】
14時 伊豆急下田駅集合 (新宿発の場合、10時集合)
15時 森林体験、日本の里山探検
17時 動物キャラクターづくりワークショップ
(夕食)
20時 星空体験

【2日目】
6時 太平洋の海岸で朝日体験
(朝食)
10時 せかいの子どもたちと交流
   森林アドベンチャー
(昼食)
13時 動物になって考えよう
   ワールドティーバーティ
   記念写真撮影
16時 伊豆ユネスコ自然学校を出発
→伊豆急下田駅解散(17時)
→新宿着(21時)

 

【2016年の関連イベント】

【レポート】アートで国際交流 in 練馬区立美術館

 

伊豆ユネスコクラブ公式サイト(伊豆ユネスコクラブ


 

 

 

【プレゼンテーション】キッズデザイン賞フォーラムで動物かんきょう会議をご紹介
2017年10月3日

本日は、みなさまにうれしいご報告があります。
「せかい!動物かんきょう会議」が第11回キッズデザイン賞で『消費者担当大臣賞』を受賞いたしました!

1997年の地球温暖化防止京都会議にあわせて発足した「動物かんきょう会議」プロジェクトが20年目を迎えた節目の年にいただいた賞は、キッズデザイン賞の「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」部門です。

>> キッズデザイン賞 公式サイト
>> 第11回キッズデザイン賞 各賞受賞作品一覧

今日までプロジェクトを応援くださっているみなさまのおかげです。
どうもありがとうございます!

当日のシンポジウムでは、プレゼンテーションの機会をいただきました。

総合プロデューサー:イアン

 

 


 

みなさん、こんにちは。動物かんきょう会議プロジェクトの総合プロデューサーの筒井です。本日は、「消費者担当大臣賞」というすばらしい賞をいただきました。どうもありがとうございます。わたしたちのプロジェクトを簡単に紹介します。

 

 

日本と世界の子どもたちが創発。せかい!動物かんきょう会議。キャッチフレーズは、“Growing up together” 。動物になって考えようが合言葉。子どもたちが大好きなアニメーションを使用して、次世代の日本と世界の子どもたちが、地球の未来について話し合い考え合う「教育コンテンツ番組」を含む総合エデュテイメント事業です。

 

 

きっかけは1997年。京都で開催された地球温暖化防止京都会議をきっかけにスタートしました。

 

 

その後、2002年には絵本シリーズを、2010年に、1話5分、全20話のショートアニメシリーズをつくり、子どもたちと共有する物語ができました。

 

 

わたしたちが考えた、子どもたちとのアクティビティはこんなイメージです。動物キャラクターになってしまえば、もはやそこには国境も国籍もありません。男でも女でも、年齢差さえも越えられる。そんなボーダーレスな状態をデザインしたいと考えました。そして、フェアな環境での子どもたちとのコミュニケーションをとおして発見したり、アイディアを引き出したい。それがこの企画のコンセプトです。

 

 

NHKでのアニメーション放映をきっかけに、小学校の教室に進出しました。5分間のアニメーションで動物たちが問題提起します。このアニメには答えがありません。この「アニメの続き」を子どもたちと先生たちとで話し合っていくというものなのですが、小学校の高学年になるにつれて、教室の中がどんどん静かになっていく。ペーパーの課題にはしっかりと答えていますので、考えていないわけではないのです。でも教室の中は静かになっていく……。なんでだろう? どうも「いじめ」問題などの心のストレスがあるということがだんだんとわかってきました。

 

 

同時期に、わたしたちは同様のアクティビティを海外の子どもたちともはじめました。絵を大きく描き、そしてどうどうとプレゼンテーションするその姿を目の当たりにして、わたしは次のステージが見えてきたのです。

 

 

それは、世界の特にアジアで、プリミティブな生活環境で生きている子どもたちの生きる力が、日本の子どもたちにいい影響を与えるにちがいない。そういう着眼のもと、「動物かんきょう会議」は、「せかい!動物かんきょう会議」へと進化しました。

 

 

わたしたちは、具体的にSDGsの課題に取り組んでいる団体、NPOまた企業とコラボレーションしています。例えば、公益財団法人オイスカ。せかいの森を守ることをテーマに、せかい33カ国、4000を超える学校で木を植える活動を展開しています。日本の場合、「森」というと、間伐とか間伐材の利用がテーマとなりますが、インドネシアの場合、「急激な都市化による森林破壊」、タイの場合は「無計画な焼畑」、フィジーであれば「サンゴの森の白化」。などと同じ「森」でも課題が違います。そのような内容を子どもたちとシェアしていきます。

 

 

わたしたちの活動は今、世界に広がっています。2016年、この新企画を日本とカナダで共同開発していくことで合意しています。それも、われわれは日本語、カナダはフランス語です。あえて英語をプラットフォームとしない中でのコミュニケーションに挑戦します。自分たちの言語こそがクリエイティブの源だということを信じて、あえて自国の言葉でコミュニケーションすることにこだわっていきます。

 

 

このたび、キッズデザイン賞をいただきました。消費者担当大臣賞。この消費者教育という視点は、20年間活動してきて、はじめての着眼です。わたしたちは、このプロジェクトを、学校での運動会と同じような体験プログラムとして普及させていきたい。幼少期に世界の同級生とリアリティをもってつながる。その結果、中学・高校と過ごし方が変わる。スマホゲームよりも、世界の課題を解決していくことの方が、エンターテイメント、楽しいことなんだというマインドになるようなきっかけになってもらいたい。そして、世界の貧困、争いのない世界を目指して、これからも頑張っていこうを心を新たにしました。本日は、どうもありがとうございました。

 

【お知らせ】第11回キッズデザイン賞 「消費者担当大臣賞」受賞
2017年9月25日


 

2017年度(第11回)キッズデザイン賞

 

【優秀賞】消費者担当大臣賞 

【受賞作品】日本と世界の子どもたちが創発。「せかい ! 動物かんきょう会議」

【企業名・団体名】せかい ! 動物かんきょう会議プロジェクト
【対象】グローバル教育
【デザインミッション】子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン
【カテゴリー】コミュニケーション、コミュニケーションデザイン分野
【部門】子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門

 

【受賞理由】
環境や多様性をテーマに生活や経済との関わりを理解する、歴史あるプログラムが、ITやAIといったテクノロジーを駆使してグローバルな展開に至った。日本の子どもたちが世界中の子どもたちとともに持続可能な開発目標(SDGs)を考えるきっかけとなり、経済や生産、消費、廃棄に至るまでサステナブルな視点を持つことの重要性を習得するという視点で本賞にふさわしいものと考える。
積極的な発言が不得手な日本の子どもも、キャラクターに仮託することで発言でき、世界の子どもたちとの交流を通じてコミュニケーション力育成にもつながる優れたプログラム構成と言える。

 

【審査委員コメント】
日本と世界の子どもたちが、多様な立場を表す動物キャラクターになり、AI機械翻訳を活用して環境問題について考え、意見を交わし合うワークショップである。短編アニメーションを問題提起に用いることでわかりやすく、使用するツール群のデザインクオリティも非常に高い。

 

【開発の考え方】
「動物になって考えよう」が合言葉! 子どもたちが大好きなアニメーションを用いて、次世代の日本と世界の子どもたちが、地球の未来について話しあい考えあう「教育コンテンツ番組」を含む総合エデュテインメント事業です。本作品は2016年、モントリオールの企業と日本・カナダ共同開発合意し、世界規模でプロジェクトが進行中。

 

【購入あるいは入手できる場所・方法】
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所
小学校、美術館、博物館、ユネスコ学校などでの屋内スペースを活用。
参加者は10名以上。

(上記内容は、キッズデザインアワード2017ページより転載)

 

キッズデザインアワード2017http://www.kidsdesignaward.jp/2017/

 

【パンフレットpdf ダウンロード】

【お知らせ】キッズデザインアワード2017に選定されました
2017年8月21日

せかい!動物かんきょう会議プロジェクトが
2017年のキッズデザインアワードに選定されました。

【応募企業・団体名】:せかい!動物かんきょう会議プロジェクト
【受賞作品名】:日本と世界の子どもたちが創発。「せかい!動物かんきょう会議」
【受賞部門】:子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
【受賞カテゴリー※1】:C.コミュニケーション C06.グローバル教育

 

【新刊】地方創生プロデューサー 実践編で参加しています
2017年6月29日

地方創生プロデューサーのための教材が完成しました。
実践編パートの一つ「ゼロからコトを起こす。プロデューサーのクリエイティビティ」と題して執筆させていただきました。

 

【Amazon で購入】
地方創生プロデューサー (地方創生シリーズ) 2100円

 

 

【内容紹介】

青山学院大学経営学部 教授 玉木欽也が、様々なジャンルで地方創生に取り組む専門家や【プロデュースの実践家】たちとともに記した、地方創生プロデュースの方法論と実例集。各地で日々魅力の創生に取り組む【プロデュースの実践家】たちは、普段そのノウハウを明文化することが少ない。一般にその仕事の中で「現場で覚えろ」と育てられるのがディレクターであり、プロデューサーである。そんな中でこの本は、多忙を極める各界のプロデューサーたちが出張中の移動時間を割いたり、寝る時間を削ったりして貴重な時をつくりだして執筆した、地方創生を担う未来のプロデューサーへの特別な贈り物だ。

本書はいわゆるビジネス書ではなく、実際にこの本を元に青山学院大学での「創造都市論」の授業が行われている教科書でもあり、総合的に地方創生のための「プロデュースの実務」を学ぶ人に向けたテキストになっている。地方創生に向けた、産学官連携によるプロジェクト活動をリードしてくれる地域リーダーの人材育成に本気で取り組もうとしている方々や、地方創生に興味をもち、そのような仕事に将来就いて社会に向けて貢献してみたいという志をもつ若者や学生たちにぜひ読んで欲しい一冊。
なお、玉木教授が代表取締役を務める学内企業「青山学院ヒューマンイノベーションコンサルティング株式会社」では、本書の執筆陣を含む専門家が集う「Global-CEPプロジェクト」を運営しており、実際に地域でのワークショップやセミナーを行う
ことも可能となっている。

 

地方創生プロデューサー【理論編】
●第1章 Global-CEP事業構想総論
-地方創生と首都圏を結ぶ体験ツーリズムに基づく「おもてなし総合サービス産業雇用創生」の総合演出家(Global-CEP)-
青山学院大学 玉木欽也

●第2章 Tokyo 2020に向けたイベントプロデュース人材育成とインバウンド戦略
東京富士大学 岡星 竜美

●第3章 地方創生事業のためのファイナンスとコストマネジメント
玉川大学 小酒井 正和

 

地方創生プロデューサー【実践編】
●第4章 Global-CEP総合事業プロデュース概論
-文化で地方創生するのに鍵となる2つの考え方-
トミタプロデュース 富田 剛史

●第5章 ゼロからコトを起こす。プロデューサーのクリエイティビティ。
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所 筒井 一郎

●第6章 地方創生事業に向けたイベントデザイン
株式会社スタッフアルファコミュニケーション 松山 洋介

 

地方創生プロデューサー【事例研究編】
●第7章 日本の食材販売事業:旬匠(しゅんたく)のプロデュース実践例
株式会社サクラディッシュ 村田 充弘

●第8章 インターネットとリアルな活動による地方創生事業のプロデュース
フィルゲート 菊原 政信

 

【著者について】

玉木欽也(たまき きんや)|青山学院大学経営学部教授。
早稲田大学理工学研究科博士後期課程単位取得退学。工学博士。早稲田大学理工学部工業経営学科助手、青山学院大学経営学部専任講師、同学部助教授を経て現職。青山学院大学社会連携機構ヒューマン・イノベーション研究センター(HiRC)所長。青山学院ヒューマンイノベーションコンサルティング株式会社代表取締役社長。大学での研究のみならず、Global-CEPプロジェクトを率い、各地の地方創生案件に産学協働で取り組んでいる。

富田剛史(とみた つよし)|トミタプロデュース株式会社 代表取締役。
「メディア化」つまり企業、自治体などがマスメディアでPRするのではなく、自分たち自体を「メディア」と考えてコミュニケーションを「構成・演出」することで、利用者を「ファン」に変え、利便性だけではない形で選ばれるように、様々な企画をプロデュースするとともに、プロデュース型人材の育成に取り組んでいる。福岡の働く女性情報誌「アヴァンティ」社外取締役や、日本女性起業家支援協会理事も務める。

筒井一郎(つつい いちろう)|株式会社ヌールエ デザイン総合研究所 代表取締役。
「ソリューションの種は、つねに個人の閃きと勘から生まれる。そして、やった奴にしかわからない」がモットー。オリジナルコンテンツを創出し、粘り強くプロデュースしながら価値創造することを得意とする。代表作に、目白という場にロックな人が集う「目白バ・ロック音楽祭」、日本と世界の子どもたちが創発する「動物かんきょう会議プロジェクト」(1997-)、ボーダーレスキャラクター「のら猫クロッチ」(2007-)がある。

松山洋介(まつやま ようすけ)|株式会社スタッフアルファコミュニケーション代表取締役。
同社にて企業系コンベンションにおける企画演出、商業施設の販促イベントなど年間約600現場を手掛ける。
1997年、「長野オリンピックカウントダウン200」(東京・有明にて)を演出。
1997年、鹿沼市制施行50周年記念イベント「市民歌の集い」企画演出。
2006年、茨城県観光物産フェア「TOUCHいばらき」企画演出。
2011年、東北新幹線新青森駅開業記念イベント「青い森のハロウィン」企画演出。
2014年より「豊洲ワールドフェスティバル」事務局長を務める。
その他、イベントにおける企画演出作品は300作品を超える。

村田充弘(むらたみつひろ)|株式会社サクラディッシュ代表取締役。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科卒業MBA。国内大手メーカー、外資系コンサルティングファーム、日英合弁企業の日本法人取締役社長を歴任。2015年にコンサルティング経験、トップマネジメント経験を活かし日本の食文化とともに各地の優れた食材を販売、輸出する企業を設立。日本各地の美味しく、安心安全な優れた食材をブランディングし国内、海外へ販売することで日本各地の食材生産者の新たな市場拡大の機会創出に取り組んでいる。

菊原政信(きくはら まさのぶ)|フィルゲート代表。
青山学院大学経済学部済学科卒業。青山学院ヒューマンイノベーションコンサルティング株式会社主管研究員。大学在学中よりビジネスを始め卒業と同時にアメリカ、東南アジアを中心に貿易を行う。その後、システム開発会社の代表を経て、2010年マーケティン、コンサルティングを目的にフィルゲートを設立。近年は、ビジネスコンサルタントとしてネットとリアル店舗の相互活用を支援、講演をおこなっている。次世代小売流通サービスの研究会「Next Retail Lab」代表幹事を務める。

【ご案内】日本と世界の子どもたちが創発。「せかい!動物かんきょう会議」プロジェクト
2017年6月25日

日本と世界の子どもたちが創発。
「せかい!動物かんきょう会議」プロジェクトがはじまります
World ! The Animal Conference on the Environment PROJECT

 

はじまりは、考えるきっかけをつくる「動物かんきょう会議」シリーズ

1997年、地球温暖化防止京都会議COP3をきっかけに、"動物になって考えよう"をコンセプトに作品「動物かんきょう会議」(全8話)を発表し、2002年に絵本シリーズ(全国学校図書館選定図書)を発行しました。
2010年、生物多様性名古屋会議COP10に合わせてアニメシリーズ(1話5分・全20話)を製作し、NHK教育TVにて全国地上波放送しました。翌年、第19回地球環境映像祭での「子どもアースビジョン賞」受賞をきっかけに、小学校への出前授業用アクティビティを開発しました。内容は、冒頭の5分間でショートアニメを上映し"問題提起"し、残りの30~40分で子どもたちが動物キャラクターの立場になって"会議"をするというものです。

 

 

自分を表現したがらない子どもたち

教室版「動物かんきょう会議」では、子どもらしい自由な発想が飛び出すことを期待していました。ところが、教室に入って一番驚いたことは、子どもたちの"声が小さい"ということです。自信なさげで、相手に意見を伝えたいという意思が弱いのです。出前授業を重ねていく中で、この傾向は小学校高学年"10~12歳"くらいから急速にはじまり、"いじめ"などの問題が背景にあることがわかってきました。

 

国際NGOとの実証実験をとおして新たなアプローチを発見

本アクティビティの特徴の"動物になって考える"ことは、《人としての立場、国籍や性別、職業や年齢に囚われない状態になることで"自由な発想"を引き出す》ための演出です。対話をとおして子どもたちは個性をクッキリをさせ、クリエイティブをする楽しさを体験していきます。
2011年、世界33ヶ国の子どもたちと「木を植える」活動をとおして人材育成をする公益財団法人オイスカが開発パートナーに加わりました。日本に招聘される10~15歳の多国籍の子どもたちは、子どもらしい自由な発想で、目をキラキラさせながら本アクティビティに参加します。彼らの姿を目の当たりにして《言葉は通じなくても、世界の子どもたちは日本の子どもたちを"刺激"するに違いない》と考え、本アクティビティ「せかい!動物かんきょう会議」は誕生しました。

 

「動物かんきょう会議」から「せかい!動物かんきょう会議」へ

「動物になって考えよう」を合言葉に、子どもたちが大好きなアニメーション手法を用いて、次世代の日本と世界の子どもたちが、よりよい地球の未来について話し合い考え合う「教育コンテンツ番組」を含む総合エデュテイメント事業へと進化しています。
「オリジナルコンテンツ」 x「教育」x「テクノロジー(IT技術・AI機械翻訳)」で日本発のプラットフォームをつくり、幼少期に世界課題「SDGs」とつながる機会を提供することが目的です。また、本プロジェクトは、2016年春、モントリオールのコンテンツ産業企業と日本・カナダ共同開発することで合意しました。

 

【第1期】1997年 – 2013年
絵本(全8話)x アニメーション(1話5分全20話)で
考えるきっかけを提供する「動物かんきょう会議」シリーズ

 

【第2期】2014年 –
コンテンツ x 教育 x テクノロジー(IT技術・AI機械翻訳)で
世界課題「SDGs」とつながる「せかい!動物かんきょう会議」

 

 

2016年9月18日、練馬区立美術館を会場に、日本とミャンマー、モンゴルの子どもたち約20名と「せかい!動物かんきょう会議」を実施しました。

(c) 2016 WACE / OISCA

 

2016年12月25日、ミャンマーで開催された「せかい!動物かんきょう会議」

(c) 2016 OISCA

【パートナー紹介】『ブロードバンドタワー』のみなさん
2017年6月25日

「せかい!動物かんきょう会議」プロジェクトに新しいパートナーが加わります。AIによる機械翻訳エンジン開発のフロントランナー「ブロードバンドタワー」さんです。4月24日のAIシンポジウムにて共同研究の構想が発表されました。

◉ブロードバンドタワー(ビッグデータ時代を切り拓く)
http://www.bbtower.co.jp

【Workshop】亜細亜大学の林ゼミの学生とダイアログ
2017年6月25日

亜細亜大学都市創造学部の林ゼミの学生9名から2時間インタビューを受けました。「ユニークさとは何ですか?」などと、とても素直な質問が多くて新鮮な気持ちになりました。会話を通して、自分自身のユニークさも再発見できましたよ。どうもありがとう!!

Character Learning Method(キャラクターラーニングメソッド)

【CLM特別講義】新潟大学の学生たちによる動物キャラクター
2017年6月25日

新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」で「マインドマップ x 動物かんきょう会議」の特別講座を開催。

マインドマップのスペシャリスト、萱場和彰先生が担任をするクラスで行なった特別講座の第1部は「動物かんきょう会議とは?」と題した講義。

 

【CLM特別講義】青山学院大学「プロデューサーのクリエイティビティ」(全2回)
2017年6月1日

青山学院大学で特別講義「公共経済学概論〜地方創生プロデューサー/ゼロからコトを起こす。プロデューサーのクリエイティビティ」と題して、全2回(2017年5月25日、6月1日)の講義を行いました。

1周すると講義が終わる、当方オリジナルの「サークルレジュメ」は好評です。

第1回では、動物かんきょう会議に登場する動物キャラクターを使いながら、私たちの日常は多様性に満ちていることを証明するセッション。そして多様性は、自分自身をクリエイティブにするチャンスがあることを提案します。

第2回では、自分自身の価値観をもてば他者と議論できることを体験するセッション。また、話し合いから自分自身のクリエイティブを深めるチャンスがあることを検証します。

 

Character Learning Method(キャラクターラーニングメソッド)

【CLM特別講義】川口短期大学で「クリエイティブなワタシになる!」をしました
2017年4月26日

川口短期大学(担当教員:電気通信大学 久野美和子さん)の「ベンチャービジネス論〜自分の好奇心と得意能力を活かそう〜」の第3回「クリエイティブなワタシになる!」を担当しました。2017年4月26日(水)

「クリエイティブなワタシになる!」と題して当方発案のアクティビティ「CLM」をしました。

学生たちからは、
「自分の考えがどうかなんて口にしてみなくてはわからない!!と思える講義でした」「これからは初めての人でも自分から話せるようになれるようにがんばっていきます」等々、とても前向きな感想をもらいました。狙い通りで嬉しい。

 

Character Learning Method(キャラクターラーニングメソッド)

◉講義の内容:
自分自身が活性化しなければ、地域(他人)を活性化できるはずがないという視点にもとづく講義。キーワードはクリエイティブ。アニメーションやキャラクター分析等を活用しながら「自分を自分らしくポジティブに一歩前へすすめる力の源泉」を明らかにしていく。

◉学生からの感想:
「自分の考えがどうかなんて口にしてみなくてはわからない!!と思える講義でした」「これからは初めての人でも自分から話せるようになれるようにがんばっていきたい」「人とのつながりかたを考えさせられました。自分とはタイプの違う人がいるから自分じゃ考えつかない発想があり、そこから自分は学べていけるんだと思った」「考え方がとっても変わった。クリエイティブになりたくなりました。無印に行きます」 等々、とても前向きな感想をもらいました。

◉􄡧参加者は33名(女性32名、男1名)

【パートナー紹介】『カイ日本語スクール』のみなさん
2017年4月11日

「せかい!動物かんきょう会議」プロジェクトに新たなパートナーが加わります。カイ日本語スクールさんとキックオフ。新宿らしい多文化コンテンツづくりがはじまります。(2017年4月11日)

◉カイ日本語スクール(世界40カ国の留学生が学ぶ東京の日本語学校)
http://www.kaij.jp

Character Learning Method(キャラクターラーニングメソッド)

【お知らせ】絵本シリーズ(4巻セット)を全国の学校・図書館に寄贈します
2017年3月30日

20周年記念事業 第1弾

「動物かんきょう会議」プロジェクトは1997年に誕生し、今年20周年を迎えます。

”環境・生物多様性”、”多文化共生”、”異文化間コミュニケーション”に関心があり、取り組まれている全国の小・中学校の図書室、図書館、NPO団体を対象に、原作本(1〜4巻、各300冊、合計1,200冊)を寄贈いたします。

絵本シリーズの寄贈を希望される方は、下記連絡先にご連絡ください。

【寄贈対象先】
(1)全国の小・中学校 (学校、教育委員会)
(2)全国の図書館、児童館 公共施設
(3)NPO団体

【募集期間】
2017年4月1日より受付開始
(書籍がなくなり次第終了します)

【書籍寄付に関する問い合わせ先】
株式会社ヌールエ デザイン総合研究所
担当:筒井一郎
zomama73@gmail.com

【動物かんきょう会議プロジェクトサイト】
http://animalconference.com

 

【ご案内】新宿区 x 動物かんきょう会議の取り組み
2017年3月30日

新宿区の小・中学校の校門周辺に設置しているエコ看板
動物かんきょう会議の登場キャラクターたちが描かれています

 

 

2011年夏「節電」のお願いアニメ「昼バージョン」「夜バージョン」の2本立てで放映

【お知らせ】新宿区の小・中学校、図書館に絵本シリーズ(44セット)を寄贈させていただきました
2017年3月30日

動物かんきょう会議プロジェクトは、新宿区から多くのサポートを受けながら進化してきました。プロジェクトをはじめて20年目。絵本シリーズ(1〜4巻セット)を小・中学校40校、図書館4館 に寄贈させていただきました。酒井教育長(写真左)から感謝状をいただきました。

【CLM特別講座】新潟大学「マインドマップ x CLM」1日集中ワークショップ
2017年3月16日

2017年1月14日(土)に、新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」で、新潟大学人文学部「表現プロジェクト演習G」のマインドマップ講座の最終回として「MIndmap x CLM」特別講座が開催されました。

日時:2017年1月14日(土) 13時〜17時
受講者: 新潟大学人文学部+新潟南高校生+社会人(参加者 53名)
主催:新潟大学

担任:萱場和彰(ThinkBuzan公認インストラクター、新潟大学非常勤講師)
ゲスト講師:イアン(ヌールエ デザイン総合研究所)、佐藤洋一(博進堂)
TA:丸山さん

 

Character Learning Method(キャラクターラーニングメソッド)

今年で3年目となる本「MIndmap x CLM」特別講座では、文部科学省よりSSH(Super Science HighSchool)に指定されている新潟南高校の学生と、新潟大学の学生による合同セッションを行った。ギャップをチャンスに変えることがクリエイティヴ。「大学生と高校生という年齢のギャップ」「文系と理系という専門性のギャップ」が加わり、より多角的な発想ができるチャンスの場となった。

事実、1つのテーブルに大学生1名、高校生3名でチームをつくると、大学生同士のセッションでは控えめだった学生も、自然とリーダーシップを発揮することになる。また、高校生たちも大学生からの客観的な切り口に刺激をうけていたようだ。

 

 

CLMは「動物になって考える」をコンセプトとしたユニークなアクティビティです。なぜ、動物になるのかを、アニメーションを使いながら説明していきます。 萱場さんは、イアンの講義をライブでマインドマップにしていきます。

 

 

今回は、アニメシリーズ動物かんきょう会議に登場する主要キャラクターごとにチームをつくり、テーマについて考えました。そして、動物キャラクターになりきって、他の動物たちに自分の考えを伝えました。

 

 

各チームで話し合った内容を、高校生がプレゼンテーション。大学生が質問したりコメントしていきます。若者らしい熱気のある場となりました。

 

 

マインドマップとのコラボセッションは、毎回ユニークな発見があります。動物かんきょう会議のキャラクターのバックグラウンドストーリーをマインドマップを活用してイメージを広げていきました。

 

 

わたしたちの10年後を、人間の視点、動物の視点でイメージを広げてみました。

 

 


 

参加者が描いたイラストと感想より